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PUBGで有名なKRAFTONがTango Gameworksの事業継承を発表
KRAFTONは2024年8月12日、かつてゼニマックス・アジア傘下のデベロッパーだったTango Gameworksの事業を継承したことを発表しました。
そもそも同スタジオはバイオハザードの生みの親である三上真司氏が立ち上げた企業だったのですが、2021年にはマイクロソフト社に買収されていました。
そして今年の5月、スタジオの閉鎖が決まった…というわけです。
Tango Gameworksを継承したKRAFTONとはどういう会社なの?
KRAFTONとは、バトロワゲーの元祖でおなじみ「PUBG」を作った韓国発の会社です。
最近の作品だと、ダンジョン探索PvP『ダーカーアンドダーカー』がヒットの兆しを見せている大手ディベロッパーでもありますね。
KRAFTON,「PUBG」の好調が続き半期ベースで過去最高の売上高1兆3729億ウォンを記録。2024年第2四半期の業績を発表 – 4Gamer
やはりPUBGが巨額の利益を生み出しているうちに、他のAAAタイトルを作り出したいと考えているようで。
近年では『デッドスペース』の開発スタッフを集めて、ホラーTPS『The Callisto Protocol』を制作したりもしていました。
そして、今回のTango Gameworksの事業継承とともに、英国ゲーム賞を受賞した『Hi-Fi Rush』のIPも手中に収めた…というわけです。
『Hi-FI Rush』以外のIPはどうなるの?
今回のプレスリリースに、KRAFTONが『Hi-Fi Rush』以外のIPを引き継いだという文面はありませんでした。
とりあえず今までの作品は販売が継続されるとのことで、その辺は今後明らかになっていくのではないかと思いいます。
ちなみにマイクロソフトはIPライセンスビジネスも行っていたりする1ので、ひょっとしたら権利を借用する形で『サイコブレイク 3』『Ghostwire: Tokyo 2』などが実現する…かもしれません。
Tango Gameworksを立ち上げた三上真司氏も安堵を表明
サバイバルホラーの生みの親で、クローバースタジオを退社後にTango Gameworksを立ち上げた三上真司氏もXで安堵の声を上げています。
せっかく主要メンバー(三上真司、中村育美、片貝直紀)がいなくてもやれる、というところまでTangoを育て上げただけに、今回の復活劇もなおさら嬉しいんじゃないでしょうか。
ただ、Tango元スタッフは既に就職が決まっている人もいるため、フルメンバーで集結できるのか怪しいところではあります。
せめてスタジオを解体する前に、他の企業へ譲渡するために交渉してほしかったな…というのはありますけども。
あとがき
Tango公式サイトに燦然と輝く「乞うご期待」の文字。
【追記】Tango Gameworksからは約半数のスタッフが移管する予定
IR(投資家向け資料、またはコメント)によると、約50名のスタッフがKRAFTONに移籍するとのことです。
2024年3月時点では105名の従業員がTangoに所属していたそうなので、約半数が集結したと見ていいでしょうか。
KRAFTONは全員分の給料を用意していたとのことですし、解体前にマイクロソフトが交渉の場を設けてほしかった、というのが正直な感想ですね。
Wow更新されてた、お疲れ様です。
>匿名さん
恥ずかしながら帰ってまいりました
長文の記事が書けなくなって、そのまま2~3ヶ月経ってしまった感じです
またよろしくお願いします
お疲れ様です。
ブログが更新されて嬉しいです。
無理をなさらずにご自身のペースで続けてください。
>クロサキさん
応援の言葉ありがとうございます
更新前のお客さんが変わらず来てくれるなんて、とてもありがたく思っています
一気に更新した後に大きく休むよりも、小出し小出しで続けたほうがいいのかな…と画策中です