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首都高バトル「Kanjozoku Game レーサー」に続編『Wangan Runners』が発表される
2023年12月15日、あの令和の時代に一色紗英1が見られるレースゲームこと『Kanjozoku Gameレーサー』に続編が発表されました。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定となっています。
これは前作を画像で説明してくれ…と言われたら必ず選ぶ1枚ですね。
長くなるので全部載せませんが、とにかく他社の3DCGモデルを使うわ、日本の書籍のスキャン画像を無断で使うわ、やりたい放題のゲームなんです。
またトヨタスープラやホンダシビックなど、名だたるメーカーのクルマが総登場しており、しっかり許可は取ったのか疑いたくなるようなタイトルでもありまして。
そもそもシビックを生産しているHONDAは環状族と距離を置くスタンスを明確にしているため、他車(アザーカー)を追い越すようなゲームに出すことができません。
そのため、自動車メーカー、出版社、芸能事務所、およびゲーム会社とありとあらゆる場所に喧嘩を売ってる最強のゲームが出来上がってしまったのですね。
無法地帯のSteamで販売するだけならいざ知らず、PS4やSwitchといった家庭用ゲーム機でいまだに販売継続されていることがにわかに信じがたい事態でもあるんです。
市場が首都高バトルに飢えているがために売れてしまったゲーム
そもそもKanjozokuのようなパチモンが売れてる状況を見て、本家はどうしているのかという話なんですけども。
マイルドヤンキー層から首都高バトルが望まれているにも関わらず、開発元のGenkiはなかなか首を縦に振ってくれません。
開発元がデッドラインとした「首都高バトル01」は約18万本売れたレースゲームです。
2003年にPS2で販売されたソフトなのですが、今は20年前と違ってコンシューマゲーム自体の売り上げが下がってますね。
また首都高バトルはグランツーリスモやリッジレーサーとは支持層が別物なので、正直数字を読みづらいという一面もあります。
怪我の功名というか、kanjozokuの一件で海外ユーザーにも需要があることが分かりましたし、SteamからPS4経由で新作を出して欲しい気はしますね。
ちなみに本家はスマホで復活したことがあるのですが、中身は近未来の街並みが眩しい別モノに仕上がっていました。
結局、コレジャナイ感もあってわずか10か月でサービスは終了。
とにかく、市場は首都高バトルに飢えていたんです。
ちょうどそこにきてKanjozokuが販売され、スマッシュヒットを飛ばしてしまった…と。
新作『Wangan Runners』はいろいろと問題がクリアとなったのかチェックしてみる
2023年12月現在、新作『Wangan Runners』の情報を確認できるのはSteamの販売予定ページだけとなっています。
そういうわけでスクリーンショットやゲーム紹介文からおかしな部分はないか、確認していくことにしましょう。
掲示してあるスクリーンショットからは「トヨタスープラ」「マツダRX-7」「マツダロードスター」の姿が確認できました。
エンブレムさえつけなければごまかせますし、実名を出さなければ似た車で押し通せるとは思います。
まだ許容範囲というところでしょうか。
ちょっと「長野ナンバー」が引っ掛かりますが、まぁ県外から普通に走り屋も来ますしね。
続いてSteamのゲーム紹介文に移っていきます。
…なんか見覚えのあるイラストが載ってるような気がするのですが、これは
漫画『湾岸ミッドナイド』のフェアレディZじゃないですか、やだー…。
やっぱ駄目だよ、このメーカー。
続いてプロフィールというバナーなんですが、これは
工口漫画家である水龍敬氏のイラストから取ってますね。
しかも、作者本人以外が勝手に作ったステッカーから拝借しているという傍若無人っぷりです。
最後はコンテンツ紹介欄のバナーになるんですが、これは分かりやすかったですね。
あとがき