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PSストアの値段表記ミスが相次ぐ、Web版PSストアのソート方法が変わる、など

PSストアで価格の表示ミスが相次いでいる問題について

価格表記ミスのきっかけは2021年発売の『戦場のフーガ』から始まる

PSストアに関する問題はいろいろあれど、値段表示のミスで大事(おおごと)になったのは『戦場のフーガ』からでしょうか。

サイバーコネクトツー初の自社パブリッシングソフトとして話題を集めたゲームです。

2021年7月29日にリリースするも、PSストアの価格表示にだけ不備が発覚。

その後はいったん配信を停止し、約2週間後となる8月10日に販売を再開しました。

のちに代表取締役社長である松山洋氏がCEDECで語った内容によると「現場の混乱」「事前確認などのコミュニケーションが不十分だった」と説明しています。

今度は2022年7月28日発売の『LOST EPIC』が値段表示をミスる

『LOST EPIC』は人間と神の争いを描く2D横スクロールアクションゲーム。

美麗な2Dグラフィック、そしてやりごたえのあるバランスが好評のタイトルだったのですが、事前告知ではスタンダードエディションが2,450円と発表されていました。

しかし、販売当日にPSストアに表示された値段は”3,850円”。

  • スタンダードエディション2,450円 → 3,850円
  • プレミアムエディション3,990円 → 6,270円

なぜこのようなミスが起きたかについて、Discordのコミュニティによると「PSストアの弊社担当が販売価格の設定を間違えていた」との経緯が発表されています。

次は8月5日発売の『GIGABASH』が価格設定を誤る

『GIGABASH』とは巨大怪獣やヒーローといった特撮モノのメンバーが戦う対戦型のアクションゲームです。

巷では”怪獣版スマブラ”とか”3D版キングオブザモンスターズ”という評判の作品ですね。

こちらはPSストアで7,590円、Steamでは4,180円と表示されていました。

こちらはPSストアで7,590円、Steamでは4,180円と表示されていました。

つまり3000円以上もの開きがある価格設定になってしまったということ。

開発元は「こちらの手違いで15ドル高くなってしまった」と説明しています。

たしかに海外PSストアでも約50ドルで売っていたので(現在は35ドルに修正)、日本だけの問題ではなかったのでしょう。

ちなみにこの記事を執筆している時点のドル円為替相場は1ドル = 約132円。

132円 × 35ドル = 4,620円となり、きっちりPSストア正規の価格4,620円が割り出せる計算となっていますね。

…円安相場がしっかりゲームソフトに反映されて、お財布事情に厳しい昨今のゲーム市場です。

最後は8月12日発売『アケアカ ガンフロンティア』が差額返金を発表

『ガンフロンティア』はタイトーが制作した縦スクロールのシューティングゲームです。

宇宙開拓時代を迎えた人類という設定ですが、リボルバー式拳銃を模したショットなど、明らかに西部開拓時代を意識した演出でユーザーを魅了した作品でした。

後にエイティングからリリースされる『バトルガレッガ』の元ネタとしても有名なタイトルですね。

通常、アーケードアーカイブスは一律837円で販売されるのが通例なのですが、本作のみ880円という販売価格が表示されています。

これはお盆を挟んでしまったこともあって、すぐには修正できないとのこと(YouTube)。

後日返金対応を予定しているそうなので、公式からの発表を待つようにしてください。

番外:『Arcade Paradise』の通常版がPSストアに売っていない

『Arcade Paradise』はアーケード運営ゲームです。

父親から寂れたコインランドリーを受け継ぎ、店内を少しずつゲームセンターに改装していくという野望がある主人公。

もちろん導入したゲームは自分で遊ぶことができるのですが、客の洗濯物を処理しながら遊ぶ必要があります。

そんなゲーマー向けに作られた本作なのですが、PSストアではなぜかデラックス・エディションしか買えない状況が続いています。

面白そうなゲームだと目星をつけていたのですが、まさか通常版が販売されないとは微塵も予想できませんでした。

ちなみにデラックスエディションは国内ストアが3,560円、海外ストアが25ドルで販売中です。

そしてスタンダードエディションの海外版は20ドル。

つまり2,800円~3,000円が通常版の値段になりそうな気がします。

※8月14日追記:通常版も配信開始となりました。価格は2,750円に決まった模様です。

通称「おま値」問題により、一瞬気づきにくい状態になっているということ

ここでは値段の是非については置いておきますが、日本はオーストラリアについで2番目にゲームソフトが高い国という説があることです。

ほとんどのソフトが海外のPSストアやSteamに比べて販売価格が高いので、値段の表示が間違っていても「日本だけ高いんだろうな」として気づかない可能性があります。

本当にしっかりとPSストアで値段設定してもらわないと困る。

 

いつの間にかPSストア新着が売り上げ順にソートされている

海外のPSストアやPS5本体では既に売り上げ順にソートされていましたが、Web版PSストアは発売日順にソフトが並んでいました。

しかし8月上旬、ついに国内のPSストアにおいても売り上げ順にソートされるように変更が加えられています。

 

従来のように発売日順でチェックしたい場合、並べ替えとフィルターから発売日(新しい順)を選んでください。

国内でもいよいよ50円~250円の駄菓子感覚でゲームが大量にリリースされるようになってきました。

ひょっとしたら、中身のないゲームがトップに並ばないための対策なのかな…と邪推してしまいますね。

あとがき

ちょっと最近は1週間おきに問題が発覚しているので、何とか軌道修正してほしいところ。

『信長の野望·新生¥10,780』が新着1位なのに驚く

4 COMMENTS

匿名

新着安い順ソートにしたらJUMP系ゲームが全部一同に会してる地獄見れるの好きです

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かなめ

>匿名さん
ちょっと笑ってしまったので、こちらでも新着を値段順にソートしてみました

うん、画面いっぱいにWebnetic社の作品が表示されますね
これはこの世の地獄ですわ…

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mr913333

売り上げ順ソートは一瞬かなり困りましたね。
何が新しく追加されたのか全然解らんので、トロフィー用のリスト作る際にわざわざ並べ替えるのが手間です。
しかしIARCレーティング認可されてからインディーゲーがヤバいですね、各ソフトがどんだけ売れてるのか気になりますが、日本語ローカライズすらしてないフルプライスみると売る気ないのかなと感じます。
逆に低価格でコンパチのブーストゲーは一定数売れてんだなとも感じます。

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かなめ

>mr913333さん
トロフィーリストの作成お疲れ様です
こちらもストア新着が更新されないことに違和感を感じて、ソート機能が変わっていることに気付きました

以前はぱっと見でストアトップが更新されてるから分かりやすかったのに、変なゲームを排除して新着機能を維持してほしかった気もします

本当にIARCレーティング導入してからひどいですね
Steamは瞬時にゲームが埋もれるから、家庭用ゲーム機には後を追ってほしくなかったのですが…

フルプラ日本語なしは同意です
ローカライズしてないことに腹が立つ人は多いし、フルプラだから日本語あると思って買った人は騙されたと感じるし、メリットがないような気がします

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