『バイオ7』『RE:2』『RE:3』の最新機種版が発売決定
バイオポータルにて最新機種版が発表
3月3日未明、バイオ3作がPS5でもリリースされることが発表となりました。
とりあえず最新機種版のスクリーンショットが3枚だけ、公式サイトにてお披露目されています。
今回明らかになった情報は以下の通り。
- PlayStation 5、Xbox Series X|S、PCでの販売が決定
- 年内リリース予定
- レイトレーシング、ハイフレームレート化、3Dオーディオディオなど最新の技術に対応
- 新たなコンテンツの追加はなし
- アダプティブトリガーやハプティックフィードバックといったPS5専用の追加機能あり
- PS4版を既に持っている人は少額でアップグレード
PS4版所持者は100円でアップグレードできると嬉しいですね。
『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』は追加版を買っても移行に1000円かかったので、必ずしも最低額(100円)になるとは限りませんが…。
追加要素がないなら、割と安く済むパターンが多いはず。
日本は法律の縛りがあるので、どうしても無償でアップグレードするというわけにはいきません。
参考リンク:ウィッチャー3の次世代機アップグレードについて
最初からPS5&PS4ソフトとして売り出せば問題なしということ。
PS4専用ソフトとして売ったあとに、PS5版を付け足すと問題になるという。
『FFVII REMAKE』も100円でアップグレードに対応してました。
現段階での疑問点
セーブデータの互換はどうなる?
バイオヴィレッジでは専用サーバにアップロードすることで、PS4からPS5にセーブデータを移行させることが可能でした。
3作品のデータの扱いは今のところ不明。
トロフィーの扱いは?
バイオ4のPS3/PS4版はトロフィーが別々の扱いでした。
PS3版とPS4版で別々に周回する必要があったのです。
バイオヴィレッジもPS4とPS5にトロフィーが分かれており、やっぱり別々にクリアすることには変わりありませんでした。
ただ、PS4版でトロフィー獲得前の途中セーブを大量に残すことにより、移行したあとのPS5版でトロコン時間を短縮するという技は使えたのです。
RE:3は難易度インフェルノクリア前のデータを残している人が大半だと思うので、データ引継ぎならトロコンがかなり早くなりそうです。
一番いいのはトロフィー100%の状態を引き継いでくれることですけどね。
PS PLUSコレクション版はアップグレード対象なのか
PS5を持っていてPS Plusに加入しているなら、PS4の19タイトルを追加料金なしで楽しめるというサービスがあります。
そこでは『バイオハザード7 全年齢版』が提供されているのですが、これもアップグレード対象作品なのかということが気になります。
ちなみにサブノーティカは無償で提供された作品でしたが、100円アップグレードに対応していました。
またFFVII REMAKEもフリープレイで配信されたタイトルですが、しばらく経ってからアップグレードに対応しています。
PS4版をPS5で起動させるとどうなる
現在、3作品(PS4版)をPS5で走らせた場合、
- バイオ7 → ○ボタン決定のまま。PS4 Proでプレイしたものとさほど変わらず。ロードもそこまで変わらない
- RE:2 → ○ボタン決定のまま。PS4 Proとさほど変わらず。ロードは早い。
- RE:3 → ×ボタン決定に変更。PS4 Proよりも更に綺麗に
ざっくりとした感想です。
HDDやSSDの違いを完全に検証したわけではないので、参考程度に。
PS5向けの最適化処理が施されているのはRE:3だけでしょうか。
バイオ3作の簡単な紹介
バイオハザード7 レジデントイービル
バイオシリーズで初めて主観視点が採用された作品。
PS VRでのプレイにも対応。
ゲームのサブタイトルは欧米版バイオの名前である「レジデントイービル」の表記が使われました。
ナンバリングシリーズ初の一般人主人公イーサンを迎えて、ゲームのフルモデルチェンジを決行。
アクションシューティング寄りだった従来のゲーム性から、すぐにやられてしまうような恐怖指数の高い作品へと変貌を遂げています。
バイオヴィレッジの前日譚ともいえる作品なので、できればこちら側からプレイしておくことをおすすめします。
バイオハザード RE:2
Golden Joystick Awards2019、GOTY受賞作品。
全世界累計販売本数890万本超。
原作の売り上げを超えた至極のリメイク作品です。
2019年時点では最高峰のビジュアルを誇ったサバイバルホラーゲームでした。
従来のシリーズ作品のように再び肩越し視点のシューターに戻りましたが、プレイ感覚はオリジナル版と変わっていません。
その職人芸のようなバランス調整が喝采を浴びたタイトルでもありました。
ハンクや豆腐サバイバーといった原作ファンにはおなじみのモードも収録。
バイオハザード RE:3
1999年に発売された『バイオハザード3 ラストエスケープ』をリメイクした作品。
『RE:2』とほぼ同時期の出来事が描かれており、2作品を連続して遊ぶことでラクーンシティ事件の全貌を味わうことができます。
原作はバイオ外伝として実験的に売り出す予定だったものを、会社都合でナンバリングにされたという経緯がありました。
なので、当時ユーザーからは正に「ナンバリングというより外伝っぽい」との評価が下されることになっています。
今回はカプコン関連会社のK2とエムツー1が手掛けたために、やはり外伝っぽさが出ているような作品に仕上がりました。
これを忠実なリメイクと捉えるか、物足りないと感じるかで評価も変わってくることでしょう。
非対称オンライン対戦サバイバルホラーの『バイオハザード レジスタンス』も収録されています。
あとがき
最近はクロノクロスやクロノアが現行機に移植されることもあり、ゲーム復刻の動きが少し活発になってきました。
移植に対して賛否両論あるかとは思いますが、世代が変わっていく途中で失われたタイトルも多いです。
バイオ7辺りは比較的新しいタイトルですが、常に最新機種で遊べる状態にしておくという試みは賛成。
個人的にはアップグレードでトロフィーコンプ引き継ぎはダメだと思う。セーブデータ引き継ぎぐらいにしないとゲーム遊んで無いトロフィーになってしまう。
テイルズアライズはアップグレード別に良いやと思って、ps5買う→やっぱps4買う→ps5売るっていうクソムーブしてしまった。ps5持ってるのに劣化版のps4でコンプするまで遊んでるのはアホ過ぎるんだけど、トロフィーがどうしてもチラつく( ;´Д`)
>けびんさん
ああ、わかります
仕様がよくわかってなかった頃にバイオヴィレッジのPS5版を買って、何だか損した気分になってしまいました
もちろん、ゲームは面白かったので不満はないのですが
そしてPS5版をやりたくてしょうがないから、エルデンリングは我慢できずにそちらからやってしまうという…