ゲーム&トロコン概要 | |
100%達成時間 | 約20分 |
値段 | 880円(税込) |
難易度 | 1.1 / 5段階中 |
時限要素 | なし |
備考 | なぜ買った |
PSストアリンク | ゴキ’S ROOM ~恐怖シリーズ~ |
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もっと悪趣味にしてもいい『ゴキ’S ROOM ~恐怖シリーズ~』(FEAR OF BUGS)概要
株式会社グッドビジョン開発 / 販売のPS VR専用ホラーゲーム。
プレイヤーは謎の研究所に招かれて「恐怖を数値化してデータを取る」という実験に参加。
耐性を調べるために目の前でGを眺めることになるという、内容も設定もB級なホラーゲームです。
このタイトルを知っている人は知人に高確率で「へー、PS VR買ったんだ。じゃ、あれやったの?」と笑顔で問いかけたことがあるかもしれませんね。
本作は「恐怖シリーズ第1弾」と銘打ってる割に、これ1本でリリースが途絶えてる辺りもゲテモノホラーっぽくてGOODです。
ちなみに管理人はGが死ぬほど嫌いなのですが、本物があまりにも怖すぎるため、作り物には一切心が動かなくなってしまいました。
さすがにご飯食べながらやれと言われると困りますけど、ニセの映像を眺めるぐらいであれば全然平気な心境です。
逆に作り物と分かっていても嫌悪感がある…という人は「ここから先は閲覧注意」ということで何卒宜しくお願い致します。
本編開始前に何の説明もなくて困るゲーム
まずはゲームを起動。
いきなり流れるロゴは本作を制作した企業GOOD VISION(視界良好)のものです。
今思えばここが本作の最大のオチのような気がしますね…。
まずは本編をプレイする前に、最低限のストーリーが字幕で流れていきます。
要するに「当研究所では恐怖を数値化しているから、データを取るために実験へ参加してほしい」ってことですね。
オープニングがチープで気になるかもしれませんが、VRでデモを作るにも結構な手間が必要となりますし、関係ない部分はこんなんでもいいんじゃないでしょうか。
それでは、いよいよ研究所員から説明を受けたら本編がスタートします。
いきなりゲームオーバー。
初回プレイは何も分からず終わってしまったのですが、次第にこれは「頭を動かしてはいけないゲーム」なんだということに気付きます。
てっきりGから目を離してはいけないのかと思って、最初はずっと注視してました…。
どうやらPS VRに内蔵されているジャイロセンサーとマイクから恐怖指数を算出しているみたいですね。
部屋の中を静かにして頭を動かさなければ高得点が獲得できるはず。
今度は頭を動かさないでそのまま本編に突入してみます。
そしてスタートしてから、暗い台所で過ごすこと15秒。
いきなり部屋が青いスポットライトで照らされる瞬間が訪れます。
これが中ボスが出現する合図ということで、この後は通常と違うGが飛び出してくるみたいですね。
…ちょっとバカゲー要素が出てきました。
上の画像は突然大きな肉が飛んできて、リアクションに困っている管理人の様子。
他にも一昔前の映画に使われていたような大仰なBGMが流れるため、何だか笑いがこみ上げてきてしまいます。
映画ジョーズやエクソシストの劇伴がギャグに聞こえてしまうような心境、でしょうか。
いかにもホラー!という音を鳴らすよりも、無音でGをカサカサ言わせた方が怖かったんじゃないかな…と余計なことを考えてしまいました。
このゲームはボリュームがない代わりに、様々なタイプのGを見せつけてくれます。
日本では大きく分けて4種類のGが生息しているのですが、鳴き声をあげたり周囲を飛んだりするタイプも確認しました。
こういう無駄なディテールにこだわる部分は嫌いではないですね。
まぁ、評価はされないと思いますが…。
しばらくすると突然ドアが開いて、全身をGに支配された男性がこちらへせまってきます。
…人間出てきたらちょっとコンセプト違うんじゃないの…と思わないでもなく。
悲鳴も作り物みたいな声あげますし、まさかもうネタ切れ…なんて考えが頭をよぎってしまいます。
以上で恐怖指数を測るという実験は終了。
せっかく目の前でいろいろなパターンの演出が見られるのに、頭を動かしてはいけない。
そしてこちらは動けない設定なのに、部屋中を見回してスコアを稼ぐ必要がある。
しまいには、G部屋というタイトルなのに人間が出てきて驚かせるようになってくる。
いろいろとゲームのコンセプトがぶれているような気がしてしまいました。
プレイ後の率直な感想
こんなもの(誉め言葉)を出そうと思ったチャレンジ精神は凄く好きです。
安易にVRでシューターをやってほしくないというか、ギャルゲーからゲテモノまで幅広くあった方がこちらとしても楽しいですよね。
ただ、恐怖演出からゲームシステムまでいろいろと中途半端なので、これ買って仲間内で盛り上がろうと思った人は拍子抜けだったんじゃないでしょうか。
バラエティー番組で取り扱うにも迫力不足で、芸人もリアクションに困るようなレベルのシロモノになってしまっています。
本当にどの界隈も盛り上がらないようなクォリティかもしれません。
本作『ゴキ’S ROOM ~恐怖シリーズ~』はPS4(PS VR専用)にて配信中。
トロフィーのリージョンは全世界共通となっています。
操作説明
ボタン配置 | |
なし | なし |
コントローラーのボタンはひとつも使いません。
基本的には一点を注視して先へ進むタイプのVRゲームですね。
事前知識
とにかく「Gが現れても体を動かさない」ということだけ覚えておけばOK。
ゲーム中は「耐えろ」以外の指示が何もないため、最初は何をしたらいいか分からずゲームオーバーになってしまうパターンが大半でしょう。
心電図の音が大きくなってくるとゲーム終了の合図なので、その場合は首を動かさずにじっとしながら回復するように心がけてください。
ある程度どういうゲームが分かってきたら、部屋の中の小物を見つめて高得点を取ることを意識しましょう。
全10パターンのG登場演出を見て、ゲーム終了後に表示されるスコアが50,000を超えるとトロコンとなります。
トロフィーコンプリートの流れ
- 部屋の中の小物を見てスコアを稼ぐ
- G耐性値(スコア)が50,000を超える
- 全10パターンの恐怖演出を見る
- トロコン
毎ターンの最後に必ずボスに相当するGが現れるので、その間は首を動かさないようにしましょう。
「コントローラーは生体センサーになっている…」という説明がありますが、実際はゲームと全く関係がないので床に置いといてもいいです。
ゲーム起動からトロフィーコンプリートまでを解説(動画有り)
攻略動画
ゲーム起動からトロフィーコンプリートまでを収録した動画。
PS VRのプレイ映像なので、閲覧の際は酔わないように気をつけてください。
タイトル画面
ゲームスタート。
まずはタイトル画面の「START」を見つめて本編を開始していきます。
研究員らしき人から「コントローラーはセンサーとなっている」と説明がありますが、実際はスコアと何の関係もありません。
ゲームのプレイ中は全くコントローラーを使わないので、どこかその辺に置いといてもいいでしょう。
ゲーム内容説明
ゲームは基本的に”第1調査から第3調査までの3ターン”に分かれています。
1ターン(約1分)耐えきればクリアとなり、あとはそれを3ターン分繰り返すという仕組みになっています。
ありとあらゆる種類のGがこちらに飛んでくるのですが、こちらは微動だにしなければ高得点が獲得できるということ。
そうは言ってもちょっと怖い…という人は目をつぶってじっとしていてください。
そして各調査の間に15秒ほどGが現れない瞬間が存在します。
そのタイミングを狙って、様々なポイントに目線を合わせてスコアを稼いでいきましょう。
反応があるオブジェクトには画像のようなマーカーが現れます。
しばらく見つめると何かしらの反応があるので、そこで次々とG耐性値(スコア)を獲得していってください。
一応、一番獲得率が低いトロフィーに「G耐性値が50,000を超える」というものがあるため、初回プレイから積極的に狙っていくといいでしょう。
あとは恐怖演出を計10パターン眺めれば、晴れてトロコンとなります。
各演出には出現する確率が設定されているようで、Gが雨のように降り注ぐ「Rain」はほぼ確実に見ることになるでしょう。
1回のプレイで3回の演出を見るとして、被ったりしないから全10パターンを見るのは簡単なはず。
あとはゲームオーバーにならないコツをつかんだら、そこからは20分もかからずトロコンできますね。
Gが現れる全10パターンの一覧
巨大な肉が冷蔵庫とオーブンから出てくる
- MEAT[A](MEAT[A]に耐えた)
- MEAT[B](MEAT[B]に耐えた)
プレイヤーの周りをGが飛び回る
- NEAR[A](NEAR[A]に耐えた)
- NEAR[B](NEAR[B]に耐えた)
人間が突然現れる
- PASTE[A](PASTE[A]に耐えた)
- PASTE[B](PASTE[B]に耐えた)
巨大なGが部屋を飛び回る
- BIG[A](BIG[A]に耐えた)
- BIG[B](BIG[B]に耐えた)
プレイヤーの手にまとわりつく
- HAND(HANDに耐えた)
大量のGが降り注ぐ
- RAIN(RAINに耐えた)
100%トロフィーコンプリート達成
あとがき
- 【SFC】Mother 2
- 【SFC】マリオペイント
- 【N64~】どうぶつの森シリーズ
- 【PS1~】バイオ2、バイオ7、アウトブレイクなど
- 【PS1】俺の料理
- 【PS1】クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡
- 【PS2】SIMPLE2000シリーズ Vol.113 THE大量地獄
- 【PS2】一撃殺虫!!ホイホイさん
- 【PS4】P.T.
- 【PS4】Unravel(アンラベル)
- 【PS3/PS4】フォールアウトシリーズ
- 【PC】Bad Mojo
- 【PC】Cockroach VR
思わず「Gが出るゲームって何があったっけ…」と考えながらプレイしてました。
他と違うことをする姿勢は好きなんですが、そうすると成立させるのも難しくなると実感した作品ですね。