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『星の欠片の物語、ひとかけら版』がPS VR版のみ無料配布実施中。今冬には『しかけ版』が配信決定
[blogcard url=”https://star.anos.jp/”](株)メディアスケープは2021年冬に『星の欠片の物語。しかけ版』を配信することを発表しました。
それに伴い、前作『星の欠片の物語、ひとかけら版』を無償で配布しています。
PS VRを持っていなくてもとりあえず貰っておきましょう。
続編『しかけ版』だけをプレイしても物語は収束しますが、前作『ひとかけら版』をやっておくとより感情移入できる作りになっているそうです。
製作メーカーの自転車創業とは
個性的なノベルゲームを作るゲーム開発会社です。
同人サークルでもエロゲメーカーでもありません。
代表作は『あの素晴らしいをもう一度』『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』など。
後者のタイトルも無償配布されたので、同社のタイトルが無料化するのはこれで二度目。
「ANOS」という独自のゲームシステムを提唱しており、通常のADVよりもゲーム性を拡張した「アドバンスドノベル」というジャンルを排出しています。
なので、公式サイトのURLも「anos.jp」となっているわけですね。
『星の欠片の物語。しかけ版』はどんなゲーム?
星の欠片に1人の少女が残されており、脱出することも他の人間から発見してもらうこともできないという状況。
しかし、その星には別の世界から干渉することが出来る特異点が存在した。
プレイヤーは「他の世界を覗き見ることが出来る装置(PS VR)」を使って謎をとき、星を元に戻して脱出を目指す事になるというVRゲームです。
少女に調べさせたいものを注視するだけ、という特殊なゲームデザイン。
製作者メモ
[blogcard url=”https://anos.jp/vr/#concept”]
公式サイトには制作コンセプトが掲載されています。
ゲームデザインにはVRの短所を盛り込んだことが明記されており、まさにVRのためのゲームであったことがよく分かる制作メモとなっています。
- VR酔い対策 → 主人公を動けなくする
- ヘッドセット接続ケーブルによる行動の制限 → 主人公を動かさなければ良い
- 直感性が悪い、操作がもどかしい → 視線で命令を送る
- VRでは出来ないことも多い → そのままゲーム内世界でも出来ないことにしてしまう
などなど。
VRでも自転車創業らしい個性的なゲームというのは変わりありません。
面白いけどダルい
エンディングまでいけば素晴らしいゲームだとは思いますが、とにかくゲーム進行のテンポが悪い。
いちいち少女がオブジェクトに向かって走り出すのを待つ必要があるわけです。
アップデート前はこれよりも更にスローだったそうなので、人によってこれは大きな減点となると思います。
続編はプレイアビリティが向上しているとの話
[blogcard url=”https://www.4gamer.net/games/362/G036255/20191108031/”]
“販売本数1万本突破!続編制作決定!”のプレスリリース。
さりげなく「動作スキップと方向転換を導入しテンポと操作性を向上」と重要な一文があります。
ゲーム制作中のニュースなのでなんとも言えませんが、これなら続編も安心してプレイできるかもしれません。
『ひとかけら版』のトロフィーはどう?
プラチナトロフィーはなし。
ブロンズ1つ、ゴールドが3つという構成。
トロフィー名自体がネタバレなのでここには記載しませんが、とりあえずクリア=コンプなので安心してプレイしてください。
あとがき
続編制作決まってたんですね。
意味が分かる人には分かる。