ゲーム&トロコン概要 | |
プラチナ達成時間 | 約4時間 |
値段 | |
難易度 | 2.9 / 5段階中 |
時限要素 | なし |
備考 | タイムアタックゲー |
PSストアリンク | Micro Pico Racers PS4 & PS5 |
同じ開発元のタイトルである『Retro Pixel Racers』とは無関係なので注意してください。
- Index -
バグとタイムアタック『Micro Pico Racers』(マイクロ / ミクロ ピコ レーサーズ)概要
Josep Monzonis Hernandez開発、eastasiasoft販売のドライビングゲーム。
懐かしい見下ろし視点のレースゲーム…かと思いきや、普通に運転席目線にも切り替えられる作品です。
ゲームはミッション全60個で構成されており、主に1 ~ 2分で終わるコースが中心となっています。
中でも一番難しいのが「〇秒以内に1周しろ」というタイムアタック系のレース。
コースにあったクルマを探しながら何度もミッションに挑むことになるので、繰り返しのプレイは覚悟しておいた方がいいですね。
また、何周してもレースが終わらないというバグもちらほら残っており、ぎりぎりのタイムを攻めるゲーム性の割にはテストプレイしてなさそうな雰囲気がありました。
近年はゲームの中身が複雑化しているのも分かっているので、個人的にバグに対しての怒りはそこまでなかったりします。
…ですが、必ず発生して、なおかつストーリー進行に影響を及ぼすものに関しては別というか。
『Micro Pico Racers』はPS4、Switch、XboxOne、Steamにて配信中。
日本語設定なし。
PS5 & PS4のクロスバイ対応作品。
トロフィーのリージョンは北米、欧州、アジア、日本と分かれています。
操作説明
ボタン配置【PS5】 | |
Lスティック/十字キー | クルマの向き |
○ボタン | キャンセル、ブレーキ |
×ボタン | 決定、アクセル |
□ボタン | ブースト |
L1ボタン | カメラの距離調整 |
R1ボタン | 視点変更 |
OPTIONSボタン | ポーズ |
事前知識
カメラ設定は「CAMERA MED」「CAMERA C」を推奨
タイトル画面の「SETTINGS」からゲーム設定に移行。
そこでカメラ設定は「CAMERA MED」「CAMERA C」にすることを推奨しておきます。
ゲーム中でもL1/R1ボタンから瞬時に変更することが可能です。
個人的に一番スピードを乗せながらハンドリングできる設定がこれですね。
コースの先を見渡したいなら「CAMERA FAR」も悪くないです。
一部レースの挙動がおかしい
レース(ステージ)53辺りから周回してもカウントされないバグが発生するのですが、最も顕著なのがレース55。
サーキット5周で終わるのにこちらだけ7周ほど走らされ、必ず負けてしまうという不具合が発生してしまいます。
これはスタートラインを前後すると直るのですが、詳しくは後述するコースごとの攻略を見てください。
レース18の難易度が頭二つ抜けておかしい
ここだけバランス調整放棄したの?というぐらい難しいレース18。
15秒で1周しなければならないレースなのですが、どう考えても1~2秒足らんやろ的なコースがプレイヤーの前に立ちはだかります。
あとでクリアに使った車種と攻略動画を掲載するので、一例として参考にしてみてください。
トロフィーコンプリートの流れ
- 設定からカメラ角度を調整する
- 各レースを制覇する
- 最後にドリフトで20ポイント以上獲得する
- トロコン
ゲーム開始から軌道に乗るまで、基本的な流れを解説
ゲームスタート。
まずはSETTINGSから「CAMERA MED」「CAMERA C」にカメラ角度を調整しておきましょう。
続いてSTARTからNOVICE SERIESを順番にクリアしていきます。
ゲームの基本的な説明
Lスティックの左右でステアリング。
×ボタンでアクセル。
〇ボタンでブレーキ&バック。
□ボタンでブースト。
ゲーム中のレースは主に4種に分類することができます。
- FIRST POSITION TO COMPLETE THIS EVENT(1位をとれ)
- FILL THE DRIFT BAR(100ポイント取るまでドリフトを決めろ)
- DESTROY ALL YOUR OPONENTS(自分以外のクルマを壊せ)
- FINISH RACE BEFORE THE TIME ENDS(制限時間内に完走)
1位獲得とクルマ破壊は意外に簡単。
頭を抱えるのはドリフトとタイムアタックの2つです。
コースごとにおすすめの車種を掲載しておきますが、自分が一番合うと思うクルマで挑戦してみるのもいいかと思います。
とにかくクリアできるまで挑戦!というような流れになっていくので、折れないように頑張っていきましょう。
車種は青いクルマなど、ある程度固定でOK
1位を取る系のミッション
ならば、青に白いラインが1本入ったクルマを使うといいでしょう。
カーブを減速せずに曲がることができるので、とりあえず車種の選択に迷ったらこれを登板させておけば安泰です。
ドリフトもこの車両でOK。
敵の車両を全て破壊する系のミッションは、この全身白の車種でいきましょう。
他に攻撃力の高いクルマはあるのですが、相手のスピードにおいつけない可能性があります。
相手を追いかけまわしながら、ぶつけることができる車両はこれですね。
先ほどの青い車種でも完走できないコースは、この緑に白2本線のクルマをつかってください。
立ち上がりから最高速まで到達するのが速いので、賭けになりますが青よりもスピードが出る場合があります。
あまりに使いづらいなら、やっぱり青に戻しても構いません。
コースごとにトロフィー獲得の条件を解説
RACE 1
まずは一番最初のステージ。
ブーストを使わないでクリアするとトロフィー「No Turbo 1」獲得。
同時に「1st Place 1(1位を取る)」も取得できます。
RACE 4(攻略動画あり)
動画0:00~
序盤の難関トロフィー。
レース4にて一回もミスせずに100ポイント分のドリフトを決めると、トロフィー「Flawless 1」獲得となります。
コースアウトするとドリフトが無効になってしまうので、うまくレーン内で横滑りするようにしてください。
基本的にはアクセルを緩めてカーブを曲がるだけでタイヤが横滑りし始めます。
- カーブを曲がりはじめる
- 一瞬アクセル(×ボタン)を離して再び押す
- 加速と同時にドリフト
以上の工程でクルマをドリフトをさせることができます。
とりあえず習うより慣れろ、ですね。
滑るような効果音がしたあとに後輪から煙が噴き出せば成功となります。
RACE 5
レース5にて。
ブーストを使わないでクリアするとトロフィー「No Turbo 2」が獲得できます。
RACE 6
レース6。
CPUの車両を破壊するとトロフィー「Destroyer」が獲得できます。
青いクルマでは思うようにダメージが通らないので、DAMAGEのステータスが高い車種を選んでください。
RACE 15
レース15、クルマ破壊ミッションです。
これは普通に基本的な説明の項で挙げた白いクルマを選んでください。
クリアするとトロフィー「Novice Racer(Novice seriesクリア)」を獲得。
RACE 16(攻略動画あり)
動画0:37~
レース16はドリフトステージ。
時間に余裕がないので、全コーナーでドリフトを決める必要があります。
トロフィーのアイコンにもなってる通り、赤に白いラインが入ったクルマを選ぶと良いのではないでしょうか。
成功するとトロフィー「Flawless 2(レース16でドリフトを失敗しない)」獲得。
RACE 18(最難関 / 攻略動画あり)
動画1:11~
トロフィーもないのに、非常に難しいレース18です。
使用する車種は、緑に白の2本線が入ったクルマを使いましょう。
スタートから3つ目のコーナーを曲がった先のストレート。
丸い障害物に触れるとスピードが下がるので、画像の矢印のように避けて進んでください。
最終コーナーを曲がってストレートに出たら、あとは□ボタンブーストを使って加速。
うまくいけば残り時間0~0.1秒ぐらいで1周目が終わるはずです。
本当にこのぐらいしか余裕がないので、油断すると2周目以降もゲームオーバーになってしまう可能性が高いですね。
一番つらいのが1周目で、あとは周回するたびに0.1~0.2秒ぐらいの貯金ができていきます。
ベストの走りが3周目ぐらいまで維持できれば、約0.5秒のストックが生まれる。
4周目と5周目は一瞬ミスしても立て直せるぐらいにはなります。
レースゲームが苦手な人は、奇跡の1回が出るまで頑張ってください。
RACE 23
レース23は暗闇のステージ。
今までと同じように青いクルマで挑戦すればOKです。
ブーストを使わずにクリアすればトロフィー「No Turbo 3(レース30でブーストを使わない)」獲得。
…なぜか”レース30″のトロフィーが23で取得できてしまいました。
混乱するからデバッグだけはしっかりやってほしいところです。
RACE 30
レース30は1位を取るのが勝利条件のステージ。
今までと同じ青いクルマで挑戦すれば問題なく勝てるでしょう。
ブーストは1回も使わずに勝利してください。
これでジュニアシリーズ制覇となり、トロフィー「Junior Racer(ジュニアシリーズ制覇)」を獲得できます。
そしてレース23で取得できるはずだった「No Turbo 4(レース23をブーストなしで勝つ)」もレース30で達。
…うーん、プレイすれば分かるレベルの不具合を(略
RACE 32
レース32はブーストを使わずに1位を取るタイプのレースです。
車種はいつもの通り青いクルマで行きましょう。
クリアすればトロフィー「No Turbo 5(レース32をブーストなしで1位を取る)」を獲得。
特に難しいポイントはないレースです。
RACE 36
レース36はブーストを使わずに1位を取るタイプのステージです。
定番の青いクルマで挑戦してください。
ここは終盤でタイムアタックをやらされるステージでもあるので、何となくコース構成を覚えておくといいかもしれません。
無事にクリアするとトロフィー「No Turbo 6(コース36をブーストなしで1位を取る)」を獲得。
RACE 39(攻略動画あり)
動画2:36~
レース39はドリフトステージ。
今までと同じく全てのコーナーでドリフトすれば、制限時間内には十分間に合います。
青いクルマは辛いと思ったなら、ドリフト性能の高い黄色いクルマに切り替えてもいいでしょう。
その場合は道路からはみ出してしまわないように注意してください。
RACE 45
コースに何の変哲もないレース45。
普通に1位を取ってトロフィー「Senior Racer(シニアシリーズ制覇)」を獲得。
ブーストは使ってもかまいません。
RACE 47
レース47はドリフトステージ。
全コーナーで横滑りを決めて、ぎりぎり間に合うぐらいの残りタイムとなっています。
トロフィーの条件は「Flawless 4(レース47でドリフトミスしない)」とありますが、そもそも1回でもミスした時点でリミットに間に合わないでしょう。
青いクルマでドリフトを8回決めれば規定点数に到達するはず。
RACE 48
ここまで来れた人なら特に苦戦しないであろうレース48です。
コースがアルファベットのDに似ているステージというぐらいで、他に特記すべきことはありません。
ブーストは使わずに勝利してください。
いつものように1位を取ってトロフィー「No Turbo 7(レース48をブーストなしでクリア)」獲得。
RACE 51(バグ / 攻略動画あり)
動画3:16~
見かけは普通のレース51。
このステージにおいて「2周目がカウントされない」という重大なバグが放置されています。
幸いにも後続車と大差をつけて走ると勝てる、という別の不具合が残されていました。
とにかくブーストを使いまくって本気で走ってください。
RACE 55(バグ / 攻略動画あり)
今回、最大の問題ステージでもあるレース55。
1レース5周で終わる普通のステージなのですが、プレイヤーだけ7周させられるという不具合が残っており、まともにやると全く勝てないという状況に陥ってしまいます。
これを回避するには、スタートラインをローラーでコロコロやるようにクルマで前後してください。
動画6:01~
無理やり周回フラグを立てて勝利するというわけです。
当然、スタート地点を前後する間に敵に抜かれてしまうと負けるので、トップを独走しながらこの技を完遂する必要があります。
画像の赤いクルマを選択すれば割と勝てる気がしました。
RACE 59(難関 / 攻略動画あり)
動画7:14~
もう少しでクリアできる、と色めき立っているプレイヤーに対して冷や水をぶっかけてくるレース59。
レース18ほどシビアではありませんが、残りタイム0.5秒ぐらいで1周が突破できるようなぎりぎりの作りになっています。
スタート直後と、次の青白コーナーは乗り上げて曲がる。
その後、一つ曲がったあとのストレートはニトロでブースト。
更に3回曲がったあと、最後の真っすぐはもう一度ブーストを使いましょう。
RACE 60
拍子抜けするぐらい普通のステージであるレース60です。
ここまで来れた人は、何も考えずに運転しても余裕で1位が取れるでしょう。
念願のトロフィー「Pro Racer(コースコンプリート)」獲得です。
それでは、最後の実績を回収するためにレース16へ向かってください。
Drift King(Get more than 20 points with a drift)
動画8:40~
まずはRace16へ向かいます。
続いてぐねぐねと連なった青白コーナーを3つ抜けたところ。
長いストレートに出るので、ブーストでダッシュ。
その勢いのまま右コーナーを曲がると、ポイント30~35ぐらいの評価点が付きます。
これでトロフィー「Drift King(ドリフトで20点以上取る)」を獲得。
思った以上に苦戦したタイトルでしたが、挑戦した人はどうもお疲れさまでした。
Completionist Racer(Complete all trophies)
あとがき
終わってみればレース18に苦しめられた記憶と、バグに頭を抱えた出来事しか覚えていないような作品でした。
タイムアタックゲーとしてみれば悪くないだけに、もうちょっと丁寧に作ればプチヒットも狙えたようなタイトルでしょう。
最後の作り込みを怠るとこういうことになるという、典型的な例であるように感じました。