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SteamアカウントとPSNのリンク機能が実装。ゲーム内特典を提供予定
SIEは10月7日、SteamアカウントとPlayStation Network(以下、PSN)のアカウントリンク機能を実装しました。
今後は独自のコンテンツや連絡設定の管理など、いろいろな特典が用意されているとのことです。
こちらのサポートサイトにも注意事項が書き加えられているので、一通りチェックしておくといいのではないでしょうか。
どうすればSteamとPSNをリンクできるの?
SteamからリリースされているPlayStationソフトを1本購入すると、立ち上げる際にPSNへの誘導表示が出るとのことです。
公式サイトやランチャーだけではリンクすることはできず、何かゲームを買わないと駄目という仕様になっているみたいですね。
1タイトルだけリンク処理を行えば、あとはSteamで購入したPlayStationソフトは今後自動で同期してくれることが発表されています。
PlayStationレーベルから販売されているタイトルは
- ゴッド・オブ・ウォー(2018年版)
- Marvel’s Spider-Man Remastered
- Days Gone
- Horizon Zero Dawn Complete Edition
- HELLDIVERS
- Predator: Hunting Grounds
が確認できますが、詳しくは公式サイトから対応ソフトを逐一チェックしてみてください。
Steam側でPlayStationタイトルを確認する場合、公式ページをフォローした方がいいでしょう。
独自のコンテンツって何さ?
現在は『マーベルスパイダーマン リマスタード』をアカウントリンクすると
- レジリエント・スーツが早めに入手できる
- ショックブラスターが早めに入手できる
- スキルポイント2獲得
とのボーナスが発表されています。
とりあえず今後PCに移植されるPlayStationゲームが増えると思うので、独自コンテンツの充実もそこからでしょうね。
PSスタジオ統括責任者が「Pソフトは発売から1年以上空けてPC移植を行う」と明言
PSスタジオの統括責任者であるハーマン・ハルスト氏が、世界各国のメディアと質疑応答をおこなっています。
日本からはファミ通が取材をおこない、Web上に公開されました。
どこのメディアにも似たようなことを述べているのですが、唯一フランスの報道記者に対して「PSスタジオのタイトルは最低1年間はPCに移植しない」と答えました。
去年は「PCへの移植は2年ぐらい間が空く」と言ってましたけど、その辺は1年ということで固まったのでしょうか。
ちなみにハーマン氏は「ライブ型作品は除く」と語っていますが、これはオンラインゲームのことですね。
プレイヤー人数が大事なタイトルは、PS5とPCが同時発売になるかもしれないとのこと。
PC版スパイダーマンから「PlayStation PC launcher」というデータが見つかっていた
2022年8月、PC版『Marvel’s Spider-Man Remastered』のファイル内に「PlayStation PC launcher」という一文が発見されていました。
また「PSNAccountLinked」や「PSNLinkingEntitlements」というデータも見つかっており、これはPSNとの連携や、PCとPS5の間でクロスバイが実現する可能性を示唆されていたのです。
とりあえず今回はアカウント連携が実現した形となりました。
ただ『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』のPC移植は他社の力も借りたそうなので、それだけ手間がかかっているということにもなります。
PlayStation games for PCはマルチディスプレイ対応、そして高フレームレート設定ありの高品質ブランドとして運営されてますね。
いわゆる元のアップグレード版になっていることが多く、PC移植にも結構な費用がかかっています。
本当に一度買っただけでクロスバイにするなら太っ腹だと思いますが、さすがにそんなことはしないんじゃないでしょうか。
PSNとSteam、データ共有は実現するのか
マイクロソフトには一度ソフトを買えばPCでも遊べるという「Xbox Play Anywhere」なるサービスが導入されています。
追加費用なしでセーブデータと実績が共有できるという、Xboxユーザーにはおなじみのシステムですね。
ただし、これはMicrosoft Store版がダウンロードできるということであり、Steam版が落とせるというわけではありません
またXbox Game PassはSteamに導入されておらず、そちらとデータや実績の互換はありません。
SIEにはトロフィー獲得とセーブデータ引継ぎだけでもお願いしたいところですが、果たしてどこまでの連携機能が用意されているのでしょうか。
あとがき