ゲーム&トロコン概要 | |
100%達成時間 | 約6時間 |
値段 | 880円(税込) |
難易度 | 3 / 5段階中 |
時限要素 | なし |
備考 | こんなげーむにまじになっちゃってどうするの |
PSストアリンク | 運命の槍:懐石 |
- Index -
『運命の槍:懐石』(Spear of Destiny the Kaiseki)概要
LGS Productions開発/販売のソウルライクゲーム。
”運命の槍”と壮大なタイトルがついてますが、この作品にストーリーなんて全くありません。
プロローグはおろか、ゲーム中に会話シーンすらないです。
ステージクリア型のシビアなゲームということで、どちらかといえばダークソウルよりもデモンズソウルを参考にしたのでしょう。
前回、相互フォロワーさんからもらったゲームをトロコンしたところ、メーカーの公式アカウントからDMが届きました。
これはゲームコード…!
開発メーカーを1ミリも褒めてない攻略記事だったのですが、なぜ喜んでもらえたのかは分かりません。
“Thank you”との文面と一緒にこのソフトをいただきました。
えらく心が広い…。
感想は正直に書きますが、それとは別としてゲームのプレゼントは非常に嬉しいです。
感謝の気持ちは持ちつつも、とりあえず前回と同じノリで記事を書いていくよ。
トロフィーを調べる(PSNP編)
PSNPとは、トロフィーのレアリティやプレイヤー数が調べられるサイトです。
コンプリート率が高ければ簡単なゲームだろうという予測がつきますし、0%になっていればトロコンはあきらめた方がいいということが分かります。1
もらったゲームの難易度は分からないけど、前回プレイした『浪人の影:侍への復讐』と同じぐらいかな?と思いつつトロフィーを調べてみました。
トロコンした人数は一桁…!
これはやばいソフトに手を出してしまった、という思いが頭をよぎります。
とりあえず落ち着いて考えましょう。
PSNPに拾われていないユーザー、トロフィーを非公開にしているプレイヤーもいます。
これはおおよその数字のはず。
頭から汗が止まりません。
ゲームに対してもう少し情報を集めてみることにしました。
ゲームについて調べる(Twitter編)
全くプレイヤーが見つからないので途方に暮れていたのですが、どうにかプレイのコツを残してくれているお二人を発見。
テクニック大変参考になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ゲームの情報
PS4にて配信中。
発売当初は『Spear of Destiny the Kaiseki』という名前で販売されてしましたが、現在は『運命の槍:懐石』とタイトルを変えて販売されています。
トロフィーのリージョンは全世界共通。
操作説明
ボタン配置【PS5】 | |
Lスティック | 移動(押し込みでダッシュ) |
Rスティック | カメラ角度(押し込みで敵ロックオン) |
○ボタン | キャンセル、ローリング回避 |
×ボタン | 決定 |
□ボタン | ジャンプ |
△ボタン | しゃがみ |
L1ボタン | 押しっぱなしでガード |
R1ボタン | 1段斬り(小攻撃) |
R2ボタン | 2段斬り(大攻撃) |
OPTIONSボタン | ポーズメニュー |
「しゃがみ」は全く意味がないのでやる必要はありません。
「ガード」してもHPをごっそり削られるので意味はなし。
操作説明表に載ってませんが、R2ボタン攻撃が非常に重要です。
詳しくは後述。
事前知識
このゲームは全部で13チャプターあります。
クリア = トロコンということで、寄り道を考える必要は一切ありません。
事前準備は入念に行っておきましょう。
ゲーム機本体は2つあるといいかもしれない
このゲームにセーブ機能はありません。
全13チャプターをノーセーブで駆け抜ける必要があります。
幸いにもやられたチャプターからの再開となるので、本体のスタンバイ(レスト)機能を使いながらトロコンまで頑張りましょう。
クリアするまでは本体がこのゲームに占有されてしまいます。
PS4 & PS4pro、PS5 & PS4など複数本体を持っている人は、使用頻度の少ない本体でプレイしてください。
兄弟や家族が使ってない本体を借りるのも手ですね。
画面が暗すぎる
チャプター2から信じられないぐらい画面が真っ暗になります。
何とかゲーミングモニターを使って対処しましたが、テレビでプレイする人は明るさ自動調整機能を使った方がいいでしょう。
必ずローリングキャンセルをマスターする
ローリング回避のモーションをキャンセルしながら攻撃。
略してロリキャン。
とにかくこのテクニックをマスターしないとゲームを100%クリアできません。
まず〇ボタンを押してローリング回避を発動させます。
直後にR2ボタンを押して回避をキャンセル。
〇ボタンを押してすぐにR2ボタン
これでローリングによる無敵状態が残ったまま、刀2連撃を繰り出すことができます。
R1ボタン攻撃では無敵がすぐ解除されてしまうためNG。
うまくいけばキャラが前転しようとしてすぐ攻撃モーションに移るはずです。
とにかく練習に練習。
動画も参考にしてください。
赤く画面が光ってダメージを受けているように見えますが、全てノーダメージでいなしています。
ロリキャンを決めながらスタミナも気にかけるように。
ゲージが半分ぐらい減ってしまったところで、いったん敵から距離を置きます。
スタミナが回復したら再びロリキャン。
以下ループです。
ラスボスまで使える必須テクニックなので絶対に体得してください。
トロフィーコンプリートの流れ
- ロリキャンをマスターする
- 全13チャプターをクリアする
- トロコン
最初のチャプターでロリキャンをマスターするのに2時間ぐらいかかりましたが、早い人なら30分もかからないでしょう。
そこから3時間~4時間かけて全13チャプターを回ればOK。
ゲームに対する突っ込み、雑感など
ゲーム起動。
画面下部に見え隠れする「Gibson B. Pontes」の文字。
「開発スタッフ全部、俺」という狂ったクリエイター
オープニングデモは流れず、即座に本編がスタートします。
普通のゲームだったら面食らうところですが、このメーカーはムービーをスキップさせてくれません。
前回は飛ばせないオープニングデモに苦しめられました。
ムービーない方がかえってありがたいまである。
チャプター1が始まりました。
サブタイトルの「Ikesiaki」とは、ゲームタイトルである「kaiseki」を逆から読んで頭に「I」を付け足したものだと思われます。
意味不明ですが。
ゲーム開始直後、唐突に表示される英文。
Quest
Find your horse and all the hidden Relics. Destroy all enemies on your journey through these unfamiliar land in searches of the legendary Spear of Destiny.
“クエスト”
“自分の馬と隠されたレリックを見つけよう。伝説の「運命の槍」を求めて、見知らぬ土地を旅してすべての敵を破壊せよ。”
以上、今後はストーリーに関する話は何も出てきません。
槍使いも出てきませんし、それらしき伝説の武器も全く何も出現しません。
せめて運命の槍を使ってラストバトルとか、何か燃えるシチュエーションを用意してくれないと…。
OPTIONSボタンを押すと操作説明表を見ることができます。
ただし、この表はダミーなのかというぐらいほとんどのアクションボタンは使えません。
そしてここに載ってないR2ボタンが最重要アタックだという罠。
ときどき、チャプターが始まる前に水に飛び込んだような音がします。
画面に水滴がかかって次のチャプターがスタート。
力を入れるのはその部分じゃないような。
途中のチャプターは画面が真っ暗。
しかも、雨が降ってきてフレームレートが下がるという劣悪なシチュエーションに遭遇。
ステージに変化をつけたいという気持ちはわかりますが、アクションの邪魔になるようなことはしない方がいいのでは…。
ゲームの途中でトロフィーリストを確認している様子。
自分が進めるたびに獲得率が3.2% → 3.3%と0.1ずつ上がっていって草生える。
単純計算でトロコンは世界で約30人ぐらいですかね…。
敵を倒したのに赤い壁から出られない様子。
こうなってしまうとポーズメニューから「Restart」を選ぶしかありません。
カメラを敵に向けておくと、バグる確率が低下するような気がします。
お試しあれ。
OPTIONSボタンを押した状態。
「Restart」は選んでもまだ大丈夫です。
そのチャプターの開始地点に戻されるだけなので。
「Quit」は絶対に選ばないでください。
タイトル画面に戻ってしまいます。
セーブ機能のない本作で選んでしまったら泣くに泣けません。
バグったときは恐る恐るRestartを選んでました…。
本格的にトロフィーコンプリートを目指す(動画あり)
攻略動画
チャプター1から13までの成功パターンを繋ぎ合わせた動画。
戦い方の参考にしてください。
動画だとよくわからないかもしれませんが
- 〇ボタンローリング回避 → R2ボタン攻撃
を高速で決めております。
これによって無敵のまま攻撃が繰り出せるという必殺のムーブですね。
動画の最初は慣れずに敵をロックオンしてしまいましたが、しない方が立ち回りが安定します。
とにかくローリングキャンセルできるタイミングを体で覚えてください。
ゲームの基本的な流れ
画面左上に見えるバーはHPとスタミナゲージ。
まずチャプターが始まったら「Relic」というオブジェクトを目指します。
画面に表示される黄緑色の文字とマーカーを頼りに進んでいきましょう。
画像の[159]という数字は、オブジェクトとの距離を数値化したものです。
無駄にフィールドが広いですが、調べられるものやイベントは何もありません。
どこにも寄り道はしなくていいです。
ただひたすらRelicを目指すだけ。
Relicにたどり着き、目の前の像に触れると戦闘開始。
外界と赤い壁で遮断されて1 vs 1のデモンズソウル風バトルが始まります。
敵はスケルトンやゴブリンなど数種類いますが、大別すると2パターンに分けられます。
主に”人型”と”オーク型”の2種のみ。
- 人型 … 人間・ゴブリン・スケルトンで構成される。チャプター途中に遭遇する雑魚。こちらが3~5発被弾するとやられてしまう
- オーク型 … オークで構成される。チャプターの最後に現れるボス。1発でも食らうとやられてしまう
つまり、人型と5回戦闘した後にオーク戦が待っているというわけ。
最後に1発でも食らってしまうと、再びチャプターの最初からやり直しになってしまいます。
オーク戦に感じるプレッシャーというのは半端ないでしょう。
これがチャプターの最後に待ち受けるオーク戦。
被弾すると一撃でやられてしまうため、とにかくロリキャンのマスターが必須。
攻撃パターンは人型(雑魚)よりも単調なため、コツをつかめばまず負けることはありません。
あとは「こんなゲームに本気になれるのか」というプレイヤーのやる気次第でしょう。
オークを倒したあとに現れるRelicの元へ行けばクリア。
馬型の像がゴールとなります。
これを見ることができたプレイヤーは世界に数人といません。
チャプター1をクリアしてしまったら最後、ここまで来たらもったいないという気持ちに駆られてクリアまで走ってしまうことでしょう。
辛い戦いになりますがぜひ頑張ってください。
使わないアクション一覧
まともな操作方法が載ってないポーズメニュー。
まず使わないアクションから挙げていきますが
- △ボタン:しゃがみ
- □ボタン:ジャンプ
- ×ボタン:アクション
- L1ボタン:ガード
- R3ボタン:ロックオン
- R1ボタン:1回攻撃
は全く必要ないです。
ボタンごと封印してください。
死に要素多すぎなんよ…。
理由としては
- △ボタン:しゃがんでも何も起きない
- □ボタン:ジャンプしても障害物を越えられない
- ×ボタン:決定以外に使わない
- L1ボタン:ガードしても一発で死ぬ
- R3ボタン:敵をロックオンするとロリキャンに支障が出る
- R1ボタン:1回攻撃では無敵時間が短く、敵の攻撃を食らいやすくなる
ということが挙げられます。
最初から最後までロリキャン一択ですね。
回復アイテムは取らなくてもいい
雑魚戦が終わると、フィールドにHealthという青いマーカーが現れます。
ダークソウルの篝火2的なアイテムが落ちているのですが、これを取るとプレイヤーのHPが一定数回復します。
ただ、Healthは遠い場所に設置してある場合が多く、たどり着くだけでも一苦労。
更にはHP満タンだとしてもオークに1発でやられてしまうため、あまり回復に意味がないと言わざるを得ません。
管理人はクリアまで一回も取りませんでした。
まだまだ雑魚戦が続くという状態で、瀕死の状態になったら取ってもいいかもしれません。
しかし、時間をかけて回復取るぐらいならとっとと先に進もうというのが個人的な見解。
チャプター1でロリキャンをマスターする
チャプター1のプレイ動画。
ここで改めてローリングキャンセルのおさらい。
〇ボタンを押した直後にR2ボタン。
前転を出そうとして2回攻撃が出たら成功です。
スタミナゲージの残量にも気を付けてください。
敵から反撃を受けたら画面が赤く光ってダメージを受けたようなエフェクトが出ますが、HPは減らないという状態になります。
ロリキャンで敵をひたすら攻撃。
スタミナが減ってきたところで、敵と距離を取ってゲージを自然回復。
再び距離を詰めてロリキャン再開というのが基本的な戦術になります。
- 人型(雑魚) … 相手の手数が多い。ロリキャン終了直後に攻撃を当てられてしまう可能性あり
- オーク型(ボス) … 一撃でも食らってしまうと終わり。ただしパターンは読みやすい
最後のチャプター13には、オークが6体も待ち受けるという難所
が待ち構えています。
ただ、そこまで到達する頃にはあなたも立派なロリキャンマスターになっているでしょう。
とにかく一番最初が挫折しやすいポイントでもあります。
敵がいないところでローリングキャンセルのタイミングをつかんでください。
Ikesiak(Complete chapter 1)
チャプター1をクリア。
ゴールの馬の像を取るとローディング画面に入り、そこでトロフィー獲得のポップアップが出ます。
そういうわけで、今後のスクリーンショットは全て真っ黒なものになると思ってください。
あのさぁ…。
Ekuzikas(Complete chapter 2)
チャプター2をクリア。
画面が真っ暗で天候が悪く、処理落ちとフレームレート低下でやる気が削がれるチャプターでした。
途中に鎧を着たオークがいましたが、あれがラスボスと同じ個体になります。
つまり、ここまでこれた人は最後までクリアできるテクニックを体得したということにもなりますね。
ちなみにこのチャプター以降は、トロフィー獲得率が一律同じパーセンテージとなっています。
ここまできたらやめるのもったいないもんね…。
Nussah(Complete chapter 3)
- Esawaikat(Complete chapter 4)
- Ekuzokum(Complete chapter 5)
- Onmoatuf(Complete chapter 6)
- Onomikay(Complete chapter 7)
- Anakaz(Complete chapter 8)
- Anakaziihs(Complete chapter 9)
- Okohc(Complete chapter 10)
- Onom(Complete chapter 11)
- Naw(Complete chapter 12)
Chapter 3以降 38:26~
あとはずっと似たようなステージ構成が続くのみ。
ゲームの一時停止はできませんが、Relicを取らない限りは戦闘が発生することもありません。
そのまま放置でOK。
休憩をはさみながらプレイを続行するといいでしょう。
Onomuzim(Complete chapter 13)
最後のステージであるチャプター13。
このゲームの鬼門でもあるオーク6連戦です。
道中で一発でも食らったら終わり。
ただ、ここまでたどり着くことの方がはるかに難しい。
「早く終わらせたい」との想いから、動きもキレキレになっていきました。
見事一発クリアできたので、そこまで身構えるほどのチャプターでもないでしょう。
相変わらず回復Relicが出現するのですが、一撃で死ぬんだからいらんやろっていう…。
エンディング
いつものように馬のRelicを取ると画面が暗転し、スタッフロールへ突入します。
なんか文字小さくない?
Emot(Complete credits)
※ だちゃさんよりコメントをいただきました
このゲームの先駆者であるだちゃさんよりコメントをいただいております。
ローリングキャンセルがなければ、このゲームはクリアすることができませんでした。
改めてお礼申し上げます。
R3ボタンを1回押して中腰のままRelicに突っ込み、再び敵をロックオンすると通常速度で動きながら戦闘を行えるとの情報をいただきました。
そういえば、だちゃさんの攻略動画もよく見ると中腰のまま戦闘に突入していますね。
試してみましょう。
Relicに触れる前、R3ボタンを一回カチッと押して中腰状態になります。
このままじりじりとRelicに触れて敵を召喚しましょう。
敵が出現した瞬間に再びR3ボタンをカチッと押して敵をロックオンします。
なぜか中腰状態にも関わらず敵にカーソルが向かうという、仕様なのかバグなのかよくわからない挙動が発生します。
これで普通の移動速度を保ったままロックオンすることが可能に。
あとはロリキャンで敵をボコボコにしましょう。
唯一、ステージ1の一番最初の敵だけこの技は効きません。
そこだけ注意してください。
ロックオンすると、敵に与えるダメージが数字で表示されるということに今気づきました。
何度やっても度肝を抜かれるゲームですね…。
あとがき
いっそのこと、一撃死の緊張感があるソウルライクゲームに方向性を固めたらいいのに。
アレなゲームを延々とプレイするという忍耐は必要ですが、難易度はそこまで高いというほどではありません。
エルデンリングに例えると、最初のボスであるツリーガードやゴドリックを倒す方がよっぽど難しかったです。
トロファーとして名前を刻みたいなら今がチャンス。
紹介ありざす!
テクニックがもう1つありまして、R3がしゃがみ?腰だめ状態?になるのとロックオンで競合してます。
なので、レリック取得前にR3押して腰だめ状態にして、敵を出してからR3を押してロックオンすれば、通常移動できる状態でロックオンできます。
これができると右スティックを一切いじらなくてよく、危ないときも後ロリ一発で圏外なので操作難度がさらに下がります。
おおおおお、だちゃさん本人からコメントが!
テクニック指南までいただいて優しい…
自分で生み出したキャンセル技ではないので、紹介URLを貼らせていただきました
こちらこそありがとうございました
>テクニックがもう1つありまして
ええええええええ
通常速度のままロックオン移動は気づかずにクリアしてしまいました
それ使えばもっと楽でしたね…
ちょっと試して追記しておきたいと思います
やっぱり自力でクリアされた方は凄い