ゲーム&トロコン概要 | |
プラチナ達成時間 | 約2分 |
値段 | |
難易度 | 1 / 5段階中 |
時限要素 | なし |
備考 | 選択肢は関係なし |
PSストアリンク | サクラ水泳部 ~転校生の決意~ |
- Index -
『サクラ水泳部 ~転校生の決意~』(Sakura Swim Club)概要
他のサクラシリーズはこちら
Winged Cloud制作、Gamuzumi販売の美少女ビジュアルノベルです。
ゲームタイトルにサクラと付いてますが、同社の他の作品と関係はありません。
これ1本で物語は完結します。
父親が文武両道のサラブレッドということで、過度な期待を背負わされて毎日を過ごす主人公。
無気力な我が子を見かねた両親は、何度も転校を繰り返させて最適な教育環境を模索していた。
今回転校した学園には、悪評が渦巻く水泳部が存在するという。
何気なく興味を持った主人公は、水泳部を見学することに…
今回は水着作品ということでエロCG率100%です。
ある意味清々しいゲームですね。
無気力系主人公が周りに流され、そして決めるときは決める。
まるでテンプレのような展開が繰り広げられることになります。
海外メーカーが日本のアニメ・ギャルゲーにオマージュを捧げたような作品になってますね。
- イラストレーター … Wanaca
- ヒロミ(声) … カンザキカナリ
- ミエコ(声) … 小川小町
その界隈では非常に有名な声優さんが一人起用されています。
Steam版は外部サイトから18禁バージョンにすることも可。
今回はブロンズトロフィーとシルバートロフィーがいくつかあります。
簡単なゲームばかりやるとゴールドトロフィーが偏るので、バランスが気になる人にも最適なゲームですね。
今回はCGの差し替えはないみたいですが、逆によく通ったなと思わされる場面がちらほらあります。
Nintendo Switch版は1,000円で販売中。
プラットフォームはPS5、PS4、Switch、Steamにて配信中です。
PS5&PS4のクロスバイ対応作品。
トロフィーのリージョンは北米、欧州、日本に分かれています。
操作説明
ボタン配置【PS5】 | |
十字キー | カーソル移動 |
Rスティック | 機能選択 |
○ボタン | キャンセル |
×ボタン | 決定、ページ送り |
□ボタン | オートページ送り |
L1ボタン | テキストを一つ前に戻す |
R1ボタン | スキップ |
OPTIONSボタン | ポーズメニュー |
事前知識
今回は全部上の選択肢を選べばトロコンとなります。
真面目に読んで約1時間45分で終了。
未読フルスキップで約2分ほど。
ゲームスタートからトロフィーコンプリートまで
タイトルとオプション画面
ゲーム開始と同時に言語設定画面になります。
日本語 → confirmと選びましょう。
続いてオプション画面へ。
真面目に読むならテキストスピードのみ調整しておきましょう。
フルスキップなら「場面切替 – > 無し」「スキップ選択後 – > スキップを続ける」「スキップ – > 全てのメッセージ」にカーソルを合わせます。
あとは本編を読み進めていきましょう。
お急ぎの方はR1ボタンを1回押してオートスキップしてください。
選択肢答え
全部一番上の選択肢でOK
です。
これでCGもフルコンプ。
他の選択肢を選んでも会話内容が変わるぐらいで、ストーリー展開には影響がありません。
攻略完了。
本編ダイジェスト
今回も恒例のプレイスタイル
- 1回目のPS5版は普通に楽しむ
- 2回目のPS4版はフルスキップ
でやることにしました。
本作はある意味ADVのパロディとして楽しむのが正解の気がします。
両親の期待を背負って転校させられまくる主人公。
10代で何度も環境が変われば、それは無気力になるというもの。
両親はどの分野で有名なんですか…。
その辺の説明がだいぶ雑なのでちょっと気になります。
主人公カエデは評判の悪い水泳部に興味を持ち、プールに行ってみることにします。
「諦めたら試合終了」
雑に引用される安西先生。
第1ヒロインとの出会いは廊下でぶつかってラッキースケベという王道のもの。
黒髪女子の名前はヒロミ。
金髪女子の名前はミエコ。
カエデがプールに現れると、いきなり水泳部への入部を迫られることになります。
「水泳部に入りなさい!」
ヒロインが出会い頭に命令口調というのも、何だかあるあるの展開ですね。
カエデに水泳の才能があるのか、ミエコにテストされるシーン。
やたら「しごく」「しごかない」と言うので、多分そういう意味で狙ってるんでしょう。
どうやら水泳部で過去に溺れた人間がいる模様。
3人はカエデの家で親睦を深める計画を立てます。
そして、エロ本を探し当てて男子に恥をかかせてやろうというヒロミ。
恥ずかしいものは見つかりませんでしたが、面白そうなレトロゲーム機を発見することになります。
アルカディアは古すぎるのでは…。
このあとは不自然なぐらいにラッキースケベが続きます。
事故で下半身不随になった部員が、プールで無理やり泳ごうとしたと。
そこで溺れそうになったところをミエコが助けたのに、逆ギレされて有る事無い事をぶちまけられたという。
やがて水泳部は2人だけになってしまったというのが、噂の真相だそうです。
なんか納得できそうでできない話。
- 【×】プールw何往復も泳いでいる。
- 【◯】プールを何往復も泳いでいる。
今回は誤字が多くて何だか詰めが甘い印象です。
お互いの悩みを聞き、お互いと家で一泊ずつしたことがきっかけでヒロイン2人が主人公を意識。
カエデ争奪戦が起こるという場面です。
そもそも現実にハーレムアニメというものは…
「現実は、ハーレムアニメじゃないのよ!」
フィクションにフィクションじゃないというセリフを吐かせるのも、やっぱり定番の展開である気がしますね。
もう何をやってもパロディに見えてきました。
人生がつまらないと思っていたカエデも、だんだんと本来の明るい性格を取り戻していくようになっていきます。
水泳部で見つけた、かけがえないの日々。
主人公はいつしか今までの人生で一番楽しい瞬間を迎えていたのでした。
そこへ父親から1本の電話が。
「成績が改善されないのなら、帰ってくるんだ、カエデ。」
絶頂からどん底へ。
この状況を社会人で例えるなら、ヒロインといい感じのところで海外出張を言い渡されるようなテンプレの展開でしょう。
今は案外このぐらい分かりやすい方が受けるのかもしれません。
「全国大会1位を取ったら、この学校に残ることを認めてくれ」
カエデは人生で初めて父親に反抗します。
そうと決まれば猛特訓ということで、3人は3人とも好きだったということが発覚しました。
いきなり全国で1位狙うとか、性別を軽々と越えてしまうという超展開に突入です。
見事カエデは全国大会で優勝することができました。
父親の庇護から脱却を果たし、ヒロイン2人と同時に結婚する決心を固めます。
その後は順調に成績を上げていくことができました。
ヒロミの母親の癌は大したことなかったみたいです。
3人は楽しくクリスマスを過ごしました。
めでたしめでたし。
ラブリーな水泳部(全てのものを目の当たりにし、部員について知る。)
あとがき
テンプレをなぞるだけなぞって終わってしまうのが惜しい作品でした。
日本産ギャルゲーのパロディという意味ではよく出来てましたが…。