PS Nowの2022年1月新規タイトルが配信開始
PS Nowサービス概要
Windows PCではクラウドでプレイ可、PS5とPS4はダウンロードプレイ
に対応。
PS3タイトルはストリーミングでカバー、トロフィーにも対応とこれ以上無いサービスに生まれ変わったPS Now。
事実上の定額遊び放題、PS版サブスクリプションサービスでもあります。
現在、7日間無料体験受付中。
よく無料体験なのに100円取るのかということが話題に上がりますが、これはCERO:Zタイトルが遊べるので年齢確認が必要なため。
クレジットカードが通るか確認された後、約1ヶ月後に100円が返金されます。
PS Plus更新分は事前に発表されますが、PS Now新規追加タイトルは配信当日にならないと発表されません。
PS Now 今月の概要
今月は1月4日(火)発表。
正月休み明けだったのか、タイトルが発表される前に配信されるハプニングがありました。
今回提供される作品は2タイトルのみ。
期間限定ソフトが1つ、常に遊べるソフトが1つの構成。
先月に引き続いて、いよいよ追加ソフトが少なくなってきました。
本当に2022年春には場外ホームランお願いしますよ…。
先月から引き続き提供されているゲームは
- 『グランド・セフト・オートIII:決定版』が1月31日まで
- 『鉄拳7』が2月28日まで
と終了期限が迫っているので、早めにプレイしておきましょう。
PS Now 1月追加分
期間限定タイトル
『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』(配信終了日未定)
FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGEデータ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 3 |
プレイタイム | 約90時間以上 |
公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/ff12_tza/ |
公式ストア | FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE デジタル通常版 |
『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』ゲーム概要
。
ファイナルファンタジーシリーズのナンバリング第12作目です。
シリーズの功労者だった坂口氏と植松氏がメインスタッフから外れ、本格的に次世代の開発スタッフが手掛けるFFとなりました。
元々はPlayOnlineのミニゲームとしてリリースされる予定だった作品が、FF12に作り変えられたという経緯があります。
そのためかオフライン版FF11とも呼べるシームレスのオートバトルになりました。
『FFT』『ベイグラントストーリー』の松野泰己氏が監督を努め、それらの作品と「イヴァリース」という世界観を共有しています。
ただし松野氏が開発途中で病気療養に入ってしまい、『サガ』シリーズでお馴染みの河津秋敏氏に監督が交代する事態となりました。
万能なキャラは作れない故に戦略性が高く、いろいろと試行錯誤する必要がある無印版FF12。
一方、ジョブの自由変更が可能となり、同じシステムを使って別物のバランスに仕上げたゾディアックエイジ(TZA)版。
本作はTZA版をもとにハイスピード機能やオートセーブを搭載した4Kリマスター版となります。
FFは12作目にしてJRPG脱却を狙って作られたような節があり「敵を倒すとお金を落とす」「美男美女が恋愛を経て悪役を倒し世界を救う」「気心の知れた仲間と冒険活劇」といった和製ゲームのお約束は全て撤廃されています。
乱暴に例えると、中世ファンタジー版スターウォーズで政治劇をやっているようなストーリーになりました。
露骨に感情を表に出すような人物も少なく、キャラクターの仕草や会話のテンポで何を考えているのか察知する必要がある。
極めて大人向けのゲームに仕上がっています。
案の定、賛否両論だった国内のファンに比べて、海外のユーザーは絶賛するという真逆の事態が起こっています。
戦闘システムは国内外ともに好評。
本作からFFシリーズは国内ファンと海外ファンの板挟みで苦しむこととなり、現在も評価が真っ二つに分断される状態が続くこととなるわけです。
『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』トロフィーの話
時限トロフィーなし。
他のFFリマスター作品に比べて随分わかりやすくなったトロフィー構成です。
「全てのマップを進入」「全ての技と魔法を覚える」「ハント(賞金首)カタログを埋める」「融合技を全て発生」など、ともかく全て埋めろ的なトロフィーばかり。
時間さえかければトロコンできるだろうという作品ですね。
本編で育てたキャラを使って強敵を撃破するという「トライアルモード」が難関トロフィーとなります。
これは最後に挑戦すればいいでしょう。
今後は常に遊べるタイトル
『スーパータイムフォース ULTRA』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 3 |
プレイタイム | 約20時間以上 |
公式サイト | SIE内の公式サイト |
公式ストア | スーパータイムフォース ULTRA |
ゲーム概要
2016年5月のフリープレイ作品。
カピバラゲームズ開発の面クリア型ドット2D銃撃アクションゲームです。
Xbox 360にて『スーパータイムフォース』としてリリースされた後、無料アップデートを重ねてゲームが完成。
新たにPS4では『ULTRA』の名前を冠して移植された、メタルスラッグライクなゲームですね。
ステージクリアの制限時間はたったの60秒。
死亡しては時を巻き戻し、過去の自分を再生させながら共闘するというユニークなシステムを採用した横スクロールゲームとなっています。
PS4版のゲストキャラクターとして
- 『The Order: 1886』ガラハッド卿
- 『風ノ旅ビト』旅ビト
- 『SIE WWSプレジデント』発売当時、SIEゲーム開発事業の統括責任者であった吉田修平1氏
が追加されました。
吉P…。
トロフィーの話
「スーパーハードモードをクリアする」というトロフィーが難しい。
挑むならキャラが全て入った最後に回してください。
「ヘルデッキをクリアする」という、パズル要素が入った50ステージをクリアするのも一苦労です。
アクションゲームが苦手だという人はやめておきましょう。
PS4からの追加キャラ(旅ビト、ガラハッド卿)が使えるので、他機種版よりは気持ち楽かもしれません。
PS Plus フリープレイ 1月追加分(~1月31日(月)
今月は3作品がフリープレイに登場。
PS4 / PS5の兼用タイトルが2つ、PS4専用作品が1つの構成となっています。
じわじわPS5率が高くなってきました。
今回の3作品はなかなかいいタイトルですね。
面白くて長く遊べる作品ばかりだと思います。
PS Nowにがっかりした人はフリープレイに癒やされておきましょう。
必ず全てのタイトルを貰っておく
PS5を持っていない人でもフリープレイの購入履歴をつけることができる
ので、PS Plus加入者は必ず全て貰っておきましょう。
提供期間にバラつきがあることもあるので、早めに購入処理を済ませるのがよいかと思います。
PCブラウザから購入履歴をつける
PSストアにログインした後、上のURLから飛んでカートに入れるだけ。
PS Appから購入履歴をつける
アプリ立ち上げる → 画面下のアイコンからPS Storeを選ぶ → 画面上のカテゴリから「定期サービス」を選ぶ → フリープレイに飛ぶ
PS PLUS加入者特典:1月分
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/category/02693774-1dca-43fc-8fdb-a495c7ba3cd5/1″]
意外とダウンロードを忘れがちな加入者特典。
エイペックスレジェンズやロケットリーグなどのキャラクタースキンが貰えたりするので、月に1回は覗いておきましょう。
今月提供されたDLCは特になし。
12月分がまだ配信されているので、今のうちに購入履歴を付けておきましょう。
PS5本体購入者にはPS4タイトルが19本もらえる
[blogcard url=”https://www.4gamer.net/games/260/G026038/20210203110/”]
PS Plusコレクションと呼ばれるものです。
PS Plus加入期間はPS4タイトル19本が無料で遊べます。
意外とPS5買ったのに遊んでないという人が見受けられるので、とりあえずライブラリに加えておきましょう。
万が一サービスが終了しても、ダウンロード履歴を残しておけばずっと遊ぶことができます。
フリープレイ1月提供タイトル
【PS4】『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』 ~ 1月31日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0005-CUSA16451_00-FULLGAME00000000″]
トロコン難易度:2.7
トロコン時間:60時間以上
略称はP5S。
『ペルソナ5』のエンディングから半年後を描いたアクションRPG。
アトラス × コーエーテクモのコラボ作品で、アクション部分は無双チームが担当しています。
本編のイメージが壊れることに不安な人もいるかもしれませんが、ゲームの雰囲気は全く本編そのまま。
「ただの続編やん!」と良い意味で驚くこと受け合いです。
本編に登場したアイテムを見て「ああ、あんなことがあったよね」と詳細を言わないように、ぎりぎりネタバレに配慮した作りが特徴。
もちろん、生き残っているメンバー自体はさすがにネタバレとはなってしまいますが…。
ターン制RPGが苦手という人はこちらからプレイしてもいいでしょう。
ウィンターセールで本編の完全版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』が45%OFFの5,324円で販売中です。
トロフィーの話
ストーリー2周目にしかでないペルソナがいるため、必然的に周回プレイが必須。
難易度は全てEASYでOKです。
唯一「難易度RISKYで周回プレイを始めた」というトロフィーがありますが、最高難易度を選んだ瞬間に辞めれば問題ありません。
RISKYのみ難易度変更が効かないので、そのまま続行しないように気をつけてください。
「全BANDスキルをレベルMAXにした」という、大量の経験値が必要なトロフィーがあります。
ゲーム難易度が高いほど取得経験値も高いですが、結局稼げるポイントに到達するまでに苦労することとなります。
腕に自信がないという人はEASYでいいでしょう。
時限トロフィーとして「怪盗団メンバーの特別なリクエストを全てクリア」「料理を12種類作った」という2つの項目があります。
仲間のメッセージを無視するとか、店からレシピを購入しないとか、雑なプレイをしない限り取り逃がすこともないので安心して進めてください。
【PS4/PS5】『DIRT 5』~ 1月31日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/EP4001-PPSA01551_00-DIRTFIVEPS5EDITI”]
トロコン難易度:5段階中 / 2.1
トロコン時間:20時間以上
2021年8月発売作品。
グラフィックボードメーカーである「AMD」が制作協力したというオフロードレーシングゲーム。
カジュアルさがウリの『Dirt』シリーズですが、前作はほんの少しリアルよりの調整がされていました。
対して今回はがっつりオフロード車としてはありえない挙動をしますが、レースゲーム初心者にはとても楽しいゲームに仕上がっています。
車種ごとの細かい調整を放棄して車をバンバンだせ、派手にしろ!という精神ですね。
ドライブシミュレーターではない、ということは難易度が低下します。
シリーズファンには不評、初心者には好評ということで評価が割れました。
楽しいけど飽きやすい、ということで正にフリープレイにはぴったりのタイトルではないでしょうか。
トロフィーの話
PS4版をトロコンしてもPS5版には引き継がれないので注意。
初心者向けということでトロコン率も高め。
アップデートにより更に難易度が低下しました。
オンライントロフィーも「コースを作る」「人のコースを評価する」だけの簡単なもの。
DLCは「全てのメダルを取れ(全レースで1位)」という難しいトロフィーが満載なので気をつけてください。
【PS4】『Deep Rock Galactic』~ 1月31日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/EP4837-PPSA02962_00-DRGFULLGAMEPS5EU”]
トロコン難易度:5段階中 / ?
トロコン時間:約?時間
国内配信開始と同時にフリープレイ化。
洞窟を掘り進めながら敵を戦い、己を強化していくというco-opシューターです。
ハクスラ的な要素もありますが、どちらかといえば他のユーザーとミッションに挑むPvEの要素の方が強いですね。
洞窟はランダム生成となっているので、地形を覚えて対処するという攻略法は効きません。
どんな職業を選んでも何とかなるバランスなっているので気楽にいきましょう。
マルチプレイが非常に楽しく、ソロ専のプレイヤーは飽きるのが早いかも。
なるべく野良かフレンドとプレイすることをおすすめします。
トロフィーの話
DLCトロフィーが今後控えているので、100%コンプリートしたい人は注意。
「最高難易度で補給するな、倒れるな」など厳しそうな実績が並びます。
キャラクター昇進にも時間がかかるので、トロコンは長い目で見たほうがいいかもしれません。
あとがき
せっかく2021年はやる気を出したかに見えたPS Nowも、今月は実質FF12のみと寂しい状況。
春から新サービスやるために今は沈黙してるんだよね、と信じたいところですが真相は如何に。