PS Nowの2021年10月新規タイトルが配信開始
PS Nowとは
Windows PCではクラウドでプレイ可、PS5とPS4はダウンロードプレイ
に対応。
PS3タイトルはストリーミングでカバー、トロフィーにも対応とこれ以上無いサービスに生まれ変わったPS Now。
事実上の定額遊び放題、PS版サブスクリプションサービスでもあります。
現在、7日間無料体験受付中。
よく無料体験なのに100円取るのかということが話題に上がりますが、これはCERO:Zタイトルが遊べるので年齢確認が必要なため。
クレジットカードが通るか確認された後、約1ヶ月後に100円が返金されます。
PS Plus更新分は事前に発表されますが、PS Now新規追加タイトルは配信当日にならないと発表されません。
PS Now 今月の概要
10月のタイトルが揃ったので書き出しておきます。
今月は10月7日(火)発表。
いつものように第1週の火曜日に遊べるタイトルが判明しています。
今月は5タイトル追加。
先月の100円キャンペーンから加入者が多くなったためか、提供タイトルも豪華になっています。
期間限定だけでなく恒久追加タイトルもあって嬉しい限り。
ラスアス2はPS Nowを経由して来年にフリープレイに来そうですね。
PS Now 10月追加分
期間限定タイトル
『The Last of Us Part II』(~2022年1月3日(月))
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 1.9 |
プレイタイム | 約35時間以上 |
公式サイト | https://www.playstation.com/ja-jp/games/the-last-of-us-part-ii/ |
公式ストア | The Last of Us Part II Value Selection |
ゲーム概要
『アンチャーテッド』『ジャックアンドダクスター』でおなじみのゲームスタジオNaughty Dog製作。
前作から7年ぶりの続編です。
あの終わりからどう繋げるのか、ということが話題になったストーリー主導のサードパーソンシューターですね。
「エリーとジョエルをそっとしておいてあげた方がいい」と制作陣も分かっている以上、あえて目をそむけたくなるような続編に仕上がっています。
発売当時は評価が真っ二つに割れましたが、そもそもゲーマー以外はゲームを最後までプレイしないという大きな問題があります。
PS4で最も最後までプレイされたゲームになったそうで、まず「ゲームは途中でやらなくなる」という常識を覆したことにとても大きな意味がある展開だったのではないでしょうか。
トロフィーの話
時限トロフィーなし、難易度制限なし。
遠慮なく難易度VERY EASYでプレイしましょう。
トロフィーの鬼門は収集物ぐらいで、他に難しいところはありません。
とにかくOPTIONが充実しているのが面白いところでして。
「敵の量を減らす」「人質が逃げない」「照準を次々と頭に合わせるオートエイム」などなど、チートすれすれの調節項目がごまんとあります。
とにかく最後までプレイしてくれ、という開発陣の意気込みを感じますね。
『FINAL FANTASY VIII Remastered』( ~ 終了日未定)
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 1.8 |
プレイタイム | 約35時間以上 |
公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/ffviii/ |
公式ストア | FINAL FANTASY VIII Remastered |
ゲーム概要
リマスターと称してますが、さすがに今見ると辛い部分については新規に作り直しています。
日本だけで400万本と売れに売れ、国内で最も売れたFFとなりました。
FF7から続く人気は社会現象にまで達しており、バグが見つかっただけで翌日の新聞で大きく報道されるほどの知名度を誇りました。
もちろん叩かれ方も尋常ではなく、ハードコアなゲーム雑誌はこぞって「挑戦的な戦闘システム」「学園モノになった舞台設定」「愛がメインのストーリー」を炎上させるかのように取り上げました。
ポケットステーション(おでかけチョコボ)が必要だった部分については、リノアの特殊技「アンジェロサーチ」でカバーできるようになっています。
忙しい現代人のために3倍速・バトル強化・エンカウントなしと便利な機能が満載。
クリアするだけだったら数時間とかからないような作りになっています。
かなりプレイしやすくなって再評価される土壌ができたと思うのですが、今回プレイするユーザーはどのように感じたのでしょうか。
トロフィーの話
とにかく時限トロフィーに注意。
終盤にはほとんどのトロフィーが取れなくなります。
「雑誌を全部読む」「CC団を全員倒す」「GF◯◯を入手」などなど。
レベルを上げない方が楽になるのはオリジナルと変わっていません。
時限に気をつければ余裕の難易度。
常に遊べるタイトル
『Fallout 76』(フォールアウトななじゅうろく / セブンティシックス)
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 3 |
プレイタイム | 100時間以上 |
公式サイト | https://fallout.bethesda.net/ja |
公式ストア | Fallout 76 |
ゲーム概要
フォールアウトシリーズ初のオンラインゲーム。
76とはナンバリングのことではなく、主人公が住んでいる核シェルター「Vault76」のことです。
核戦争後も僅かな人類が核シェルターで生き延びていましたが、もう水も食料もないから外に出るしかない。
けど、地上には放射能で遺伝子がおかしくなった化け物がうようよいると。
そういう話です。
発売当時はバグが多い、グラフィックが汚い、広大な平野にNPCが一人もいない、オープンワールドを20人程度でオンラインする意味ある?などなど、多方面から酷評の嵐が飛び交いました。
あれから約3年が経過しましたが現在もサービスは続いており、NPC追加の大型アップデート以降は評価を持ち直しています。
トロフィーの話
オンラインゲームなので、協力者が必要となります。
対戦系、収集系、クエスト系と満遍なくトロフィーがあります。
ソロでは6~7割のトロフィーが獲得可能といったところ。
談合できるなら難しくありませんが、それでもトロコンに100時間以上はかかります。
Desperados III(デスペラードス 3)
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 3.5 |
プレイタイム | 50時間以上 |
公式サイト | – |
公式ストア | Desperados III(デスペラードス3) |
ゲーム概要
西部劇と聞くとガンアクションを思い浮かべますが、本作はなんとストラテジーゲーム。
シリーズ13年ぶりの新作となりました。
主人公を含め、味方ユニットは5人。
全く異なるスキルを持ち合わせた人間なので、魔力から怪力までとにかく幅が広いシミュレーションウォーとして遊べます。
敵から隠れつつ、どれだけ工夫して戦うかを考えるのが楽しいゲームですね。
トロフィーの話
「隠れキャラを31人キルする」については、攻略情報が出回っているので確認しましょう。
基本的には何をどれだけ倒した、などストラテジーゲームの定石となるトロフィーばかりが並んでいます。
最高難易度でプレイする必要はありません。
ミッション中にバッジと呼ばれるチャレンジリストがあるので、それを潰していく必要があります。
ストラテジーが得意な人なら難なくクリアできますが、初体験の人にとっては歯ごたえのあるプラチナトロフィーとなるでしょう。
『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 4 |
プレイタイム | 約100時間以上 |
公式サイト | – |
公式ストア | ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション |
ゲーム概要
主人公が一人だけのハックアンドスラッシュ。
ディアブロとは違い、装備品の強さが大部分を占める斜め見下ろし型のアクションゲームとなっています。
本作はDLCが3つ収録されたオーバーキルエディションになるですが、その中に凄まじいコンテンツが一つ有りまして。
その名も「モーターヘッド」と呼ばれるエピソードです。
「キラー・コンドーム」などB級カルト映画を得意とするロイド・カウフマンがヴィクターをこの世界に召喚。
魔を退けるシンボルマーク「スナグルトゥース(モーターヘッドのロゴ)」を守って欲しいとの依頼を出してきます。
バーの隅っこには伝説のロックミュージシャン「レミー・キルミスター」の姿もあり、イカれていて素晴らしい世界観が展開されます。
もちろんプレイ中にモーターヘッドの楽曲も流れますが、YouTube上では権利の関係で確認することができません。
プレイして確かめましょう。
トロフィーの話
各エリアにはチャレンジというものがあります。
「ポーションを使うな」「特定の敵を倒せ」などの特殊な条件であることがほとんどで、これがトロコンの難易度を上げています。
その状況ではあえて厳しい武器種を使う必要があるなど、ともかくそこまでやり込む気がない人にとってはかなりの苦痛となる難しさです。
ゲームクリアだけを目標にして楽しむというのも手。
PS Plus フリープレイ 10月追加分(~11月1日(月)
今月も長く遊べる3作品が提供されています。
いつもどおりPS5専用枠が1作品。
PS4向けが2本の構成ですね。
PS5を持っていない人でもフリープレイの購入履歴をつけることができるので、PS Plus加入者は必ず3本とも貰っておきましょう。
提供期間にバラつきがあることもあるので、早めに購入処理を済ませるのがよいかと思います。
PCブラウザから購入履歴をつける
PSストアにログインした後、上のURLから飛んでカートに入れるだけ。
PS Appから購入履歴をつける
アプリ立ち上げる → 画面下のアイコンからPS Storeを選ぶ → 画面上のカテゴリから「定期サービス」を選ぶ → フリープレイに飛ぶ
PS PLUS加入者特典
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/category/02693774-1dca-43fc-8fdb-a495c7ba3cd5/1″]
意外とダウンロードを忘れがちな加入者特典。
エイペックスレジェンズやロケットリーグなどのゲーム内アイテムが貰えたりするので、月に1回は覗いておきましょう。
PS5本体購入者にはPS4タイトルが19本もらえる
[blogcard url=”https://www.4gamer.net/games/260/G026038/20210203110/”]
PS Plusコレクションと呼ばれるものです。
PS Plus加入期間はPS4タイトル19本が無料で遊べます。
意外とPS5買ったのに遊んでないという人が見受けられるので、とりあえずライブラリに加えておきましょう。
万が一サービスが終了しても、ダウンロード履歴を残しておけばずっと遊ぶことができます。
フリープレイ10月提供タイトル
【PS5】『Hell Let Loose』(~11月1日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP4875-PPSA05034_00-7768277685550531/”]
トロコン難易度:?
トロコン時間:?
PS5版のみフリープレイ。
CERO:Z作品に付き、クレジットカード必須。1
50 vs 50の大規模戦争系FPS。
最前線の臨場感を追求した作りが特徴で、戦場では怒号や悲鳴が飛び交う緊迫感のあるシューターが楽しめます。
まだまだ実績の情報が少なくて詳しいことは分かりませんが、一読した感じは何十時間もかければ取れるようなトロフィーばかりかと思われます。
「車両100台破壊」「死なずに10人倒す」辺りが鬼門でしょうか。
【PS4】『ゴルフ PGAツアー 2K21』(~11月1日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP1001-CUSA16832_00-00000PGATOUR2K21/”]
トロコン難易度:2.8
トロコン時間:30時間以上
「2Kシリーズ」といえば真っ先にバスケットを思い浮かべますが、こちらはゴルフ。
北米ゴルフツアーPGAを題材とした本格派プロゴルフゲームになります。
実在するゴルフ場を見事なグラフィックで再現しているので、朝早起きしてゴルフ中継を見ている人にとっては感動は計り知れないこと請け合いです。
ゲーム内でスポーツ用品メーカーと契約すると、別のゴルフクラブやゴルフ用具を使えるようになるという仕掛けがあります。
その辺りも海外ゲームらしさを感じるギミックになっているのではないでしょうか。
「高難易度で全ホールをパーでクリア」というトロフィーが鬼門。
難易度を上げるとリアルゴルフと同じく真っ直ぐ打つことすら難しくなってしまいます。
「オンラインに招待」というトロフィーもありますが、これは文字通りフレンドを招待することでしか解禁できないというもの。
フリープレイになったので、とりあえず友人に手伝ってもらうことも可能になりました。
【PS4】『悪魔城ドラキュラX・セレクション月下の夜想曲 & 血の輪廻』(~11月1日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0101-CUSA13783_00-CASTLEVANIA00001/”]
トロコン難易度:5段階中 / 2.5
トロコン時間:約25時間以上
悪魔城ドラキュラ『血の輪廻(ちのロンド)』『月下の夜想曲』の2本を1セットにしたもの。
スマブラSPに血の輪廻側の主人公リヒターが参戦していることでも知られる探索型アクションRPGですね。
プレイにあたっての注意点
原作はそれぞれPCエンジンとPlayStationで発売されたタイトルです。
PS4版はオリジナル版が収録されているかと思いきや、今回リリースされたのはPSP版ドラキュラXクロニクルに収録されたものが使われています。
「オープニングの声が違う」「スタッフロールのBGMが違う」「ここでイベント発生するの?」などなど、原作には無かった要素が継ぎ足されました。
初めてプレイする人は気にしなくていです。
『血の輪廻』概要
もともとはPCエンジンで「CD-ROMの大容量を活かし、何度でも遊べるドラキュラを作る」という企画が持ち上がり、本作が制作されました。
当時PCエンジンといえば、他機種にはできないアニメやボイスをふんだんに盛り込んだソフト開発を全面に押し出していた頃。
ドラキュラもハードウェアの空気を読んでぐりぐりに動くアニメーションを挿入したのですが、これが圧倒的に不評。
「硬派なドラキュラにアニメを入れるな」との声が大多数で、後の作品のサントラでは「月下の夜想曲のイベントシーンは普通に作ったよ。前回死ぬほど不評だったから」とライナーノーツに愚痴が入るほどに、とにかく叩かれに叩かれました。
演出面に気を取られてアクション部分が正当に評価されていない感があったのですが、現在ではアニメに抵抗がなくなってきたこともあり、PCエンジン最高峰のアクションゲームと評されることも多いです。
『月下の夜想曲』概要
『血の輪廻』から4年後が舞台のメトロイドヴァニア。
探索型アクションの金字塔でもある作品です。
メトロイドヴァニアという名称はこの作品から生まれました。
「X(外伝)にしたから何してもいいだろう」とプロデューサーのIGA氏は語っており、主役はムキムキのヴァンパイアハンターからイケメン吸血鬼へ交代。
武器はムチから剣へ。
ステージはクリア型から探索型へ。
これらの大胆な路線変更は見事に当たり、シリーズは今後探索型アクションへと舵を切ります。
トロフィーの話
2作でプラチナトロフィーはひとつ。
- 『血の輪廻』…ガチアクション。鬼門はこっち。マリア→ノーマル、リヒター→ハードぐらいの難易度設定です。ステージ2からいきなり難易度が上がります。初見殺しが多めですが、何度もリトライする意志があるなら大丈夫でしょう。カラスは早めにムチを振るとノーダメージでくぐり抜けることができます。BGMがとても良い。
- 『月下の夜想曲』…ちょっと難しいと感じる部分もありますが、基本的には難易度は低め。怪物図鑑登録とバッドエンド確認は時限トロフィー。マップの完成度200.6%が面倒なぐらいで、詰まる部分はなし。
あとがき
悪魔城ドラキュラがフリープレイ来たということは、いずれはアドバンスコレクションも?