2023年追記
- 複数のWebMoneyをひとまとめにできた「ウェブマネー ウォレット」のサービスは2020年8月に終了しました
- 代わりに端数をアプリにチャージする手段があったのですが、このサービスも2020年をもって終了しています
- ファミリーマートで端数を購入できた「JUST POINT」も2019年3月に終了しました
- ということで、端数をまとめる手立ては全てなくなりました。このページでは何とかして1円単位でWebMoneyを使う方法を紹介しています
- Index -
WebMoneyがゲーム市場に登場したきっかけ
話はドリームキャスト時代にまで遡ります。
ネットワーク対応RPG『ファンタシースターオンライン(PSO)』が発売。
家庭用ゲーム機で初めて商業的な成功を収めたオンラインゲームとして、現在も名前が上がるタイトルですね。
当時、月額課金400円はWebMoneyかクレジットカードでしか払うことができませんでした。
学生プレイヤーは大半が前者を選択。
ゲームの成功とともに利用額も拡大し、まだまだ馴染みのなかったWebMoney(電子マネー)の知名度が著しく向上しました。
現在PSO2に移っても支払い方法としての人気は衰えず、ウェブマネーアワードの常連でもあります。
オンラインゲームプレイヤーは使用率が高い電子マネー
「WebMoneyで支払うとゲーム内アイテムプレゼント!」はもはや定番のキャンペーンですね。
最近は「抽選で○名様にポイント還元」といったイベントも頻繁に開催されており、ゲーム向け電子マネーとしてはBitCashかWebMoneyを選んでおけば安定といった情勢が続いています。
クレジットカードではポイント還元がありますし、何かしら還元がある支払い方法を選択するといいでしょう。
WebMoneyには大きく分けて2種類ある(重要)
- コンビニや加盟店で買える … シートタイプ、ギフトカードタイプ
- アプリで発行手続きが必要 … プリペイドカードタイプ
端数の使い道を探している、ということは1を購入した人がこのページを見ていると思います。
1の使い道は記事をもう少し先へ読み進めてください。
2のタイプならいくらでも使い道があります。
そのうちのひとつとして、amazonのギフト券を1円単位で購入するといいのではないでしょうか。
Eメールタイプでプレゼント相手を自分のメールアドレスにすれば、15円から好きな金額を指定することができます。
自分のギフト券ウォレットに直接チャージするなら、100円から入金することができますね。
「チャージする」を押して端数を入力しに行きます。
スマホの人は「Amazonギフト券残高に直接入金する」から「その他」という項目を選び、あとは端数と同じ数字を入力します。
PC向けブラウザから見ている人は、いつもの商品注文ボタンのところに金額を入力する項目があります。
お支払い方法を選択で「クレジットまたはデビットカード」を選んでプリペイドカード番号を記入してください。
5分 ~ 10分ほど待ったあとに購入金額分がギフト券へチャージされます。
WebMoneyに利用期限はなし
- シートタイプ … 利用期限なし
- ギフトカード … 利用期限なし
- 発行したプリペイドカード … 発行した日から5年間有効。本人確認ありのカードなら更新が可能
コンビニで買えるタイプなら、まず利用期限はありません。
「子供の頃に使ったシート(カード)の切れ端が出てきた」なんて人はまだ使えるので、残高を確認してみましょう。
WebMoneyを頻繁に使う人はプリペイドカードの導入をおすすめ
ポイントをきっちり使い切るというのは難しいです。
どうしても端数が出てしまう。
そんなときはプリペイドカードの導入を考えてみてはいかがでしょうか。
1円単位で入金できるので、端数を埋めるようにポイントが買えます。
コンビニで買ったシートタイプ(ギフトカード)をプリペイドカードにチャージするということはできないので注意。
App StoreかGoogle Playストアから「ウェブマネー」と検索をかけて、ウォレットアプリをダウンロードしましょう。
あとはアプリを立ち上げて電話番号を入力。
SMSで送られてきた番号を入力し、必要な情報を記入していきます。
プリペイドLite(銀色)カードを選ぶのであれば、本人確認は必要ありません。
カードが届くまで1週間ほどかかるので、気長に待ちましょう。
届いたらアプリ – > 「カード設定」から受け取り確認をしてください。
カード裏面の3桁のナンバーを入力すれば使用可能になります。
「クレジットカードではないが、クレジットカードのように使える」カードです。
端数をどうする?
有効期限がないのはいいのですが、1円単位で使い切るというのが難しい電子マネーでもありますね。
以前はひとまとめにすることができたのですが、詐欺対策もあってウォレットやアプリへの端数チャージは終了。
微妙に使い勝手が悪くなってしまいました。
ならば、1円単位で使い切る方法が他にないか探してみようというわけです。
自分にあった手段で端数を使い切ってください。
ポイントを買い足す
公式サイトには「支払いには最大19枚追加することができる」と書かれています。
つまり、どこかのサイトでWebMoneyを使うときには端数があまったカードから先に足していき、最後にポイント不足分をバリアブル(1,500~10,000を指定)カードで補うというものです。
1500円以上の買い物で有効な方法。
面倒なのはこの1回だけ。
【2023年1月終了】Steamに1円単位でチャージ
巨大ゲームマーケットであるSteamも、WebMoney1円単位でのチャージに対応しています。
上記のURLは株式会社Degica(デジカ)という、提携先の企業がやっているサービスになります。
そこからSteamアカウントでログインして金額を指定すれば、ウォレットにWebMoneyの端数を突っ込むことができるようになるというわけですね。
先にこちらのURLから手持ちのWebMoneyの残高を確認しておきましょう。
端数を確認したら、あとはデジカのURLに戻ってその金額をチャージしてください。
普通にSteamから直接チャージすると最低金額が500円と表示されてしまうので、あくまでもデジカのURLからやるようにしてください。
Steamユーザーには特におすすめの端数消費方法ですね。
ゲーマーにとっては端数の使い道として非常に有用だったSteamウォレット。
とうとうWebMoneyから1円単位で入金するサービスも終了となってしまいました。
【2022年12月終了】1円単位で募金
日本盲導犬協会
[blogcard url=”https://www.moudouken.net/support/kojin/webmoney.php”]
1円単位で寄付できますが、個人情報が発信されないために匿名扱いになってしまうので注意。
ユニセフ
[blogcard url=”https://www.unicef.or.jp/cooperate/coop_e-money1.html”]
こちらも匿名扱い。
WebMoney PINCOM(プリペイドカード発行者限定)
[blogcard url=”https://pincom.webmoney.jp/”]
1円単位で使える!やった!と思いきや、WebMoneyプリペイドカード発行者限定のサービスです。
コンビニで買ったシートタイプ、ギフトカードタイプは使えません。
逆に最初からプリペイドカードを使っている人は便利。
少額決済に使う
コミックシーモア(100ポイント~)
[blogcard url=”https://www.cmoa.jp/registration/registration_top/”]
支払いに使えるポイントを100円からチャージ可能。
金額指定は不可。
BOOK☆WALKER(100ポイント~)
[blogcard url=”https://bookwalker.jp/top/”]
電子書籍を100円から購入可能。
ただし実際は100円の本なんてめったにないです。
Spoon(100ポイント~)
[blogcard url=”https://www.spooncast.net/jp/”]
10代~20代の多いラジオ特化型の配信サイト。
投げ銭が100ポイントから。
LINE STORE(120ポイント~)
[blogcard url=”https://store.line.me/home/ja”]
安い絵文字やスタンプなら120ポイントから買えます。
LINEクレジットのチャージは200ポイントからなので注意。
mora(261ポイント~)
[blogcard url=”https://mora.jp/”]
ソニーが運営する音楽配信サービス。
1曲261円から販売。
DMM・FANZA(500ポイント~)
[blogcard url=”https://al.dmm.com/?lurl=https%3A%2F%2Fpoint.dmm.com%2Fchoice%2Fpoint%3Fbasket_service_type%3Dmy%2F&af_id=trorin-001&ch=link_tool&ch_id=link”]
DMM・FANZAの支払いに使えるポイントをチャージできます。
最小500ポイントから。
500ポイント以上のチャージなら、金額指定が可能になります。
1,500円のバリアブルカードを買って端数とまとめてチャージ。
BookLive(値段変動)
[blogcard url=”https://booklive.jp/”]
セール中だったら5円で電子書籍が買えます。
1日1回来店ポイントが貰えます。
端数の調整はしやすいかも。
角川系の本ならBOOK☆WALKERと購入履歴の連携ができます。
あとがき
募金も終了。
Steamの端数チャージも終了。
現在残された手段としては、WebMoneyバリアブルカードを1,500円以上買って、会計時に継ぎ足すしかないんじゃないでしょうか。
など。
…何だかどんどん使い勝手が悪くなっていく気がしますね。
今は無理に使わなくても、再び必要になるその日まで机にしまっておいてもいいような気がします。
すみません、「プリペイドカードに端数をチャージ」の方法がわかりません。
カードの発行まではできたのですが、アプリのチャージメニューを開いても、現金やクレカからチャージはできそうですが、プリペイド番号をカードにチャージする選択肢は見当たりません。
詳しくお教えいただけますでしょうか?
>NoNameさん
はじめまして
重複したコメントは削除しておきました
ごめんなさい!
記事を参考にカードを発行してしまっていたら、大変申し訳有りません
この記事は情報が古いです
発行したカードへのチャージは終了してしまいました
ネット上の買い物なら複数枚の厚紙タイプが使えるので、もう一度コンビニいって金額指定で買い増しするという方法があります
今日明日中に最新の情報に更新しておきます
本当にごめんなさい
ウェブマネーカード更新のお知らせが届き。
今更、不要なウェブマネーカード端数残高の処理に困っていました。
本記事でとても助かりました、ありがとうございます!
ゲーマーなので、STEAMにぶち込みました。
ひとつ提案なのですが、また本記事を編集される機会がありましたら、以下ご検討されてはいかがでしょうか。
【問題】
普通にスチームからチャージしようとすると、最低金額500と出て面食らう
→「STEAM ウェブマネー 1円」で再検索される
【提案】スチームからというよりは、デジカからと本文に明記(できればURLも)
→本記事からダイレクトにチャージ画面へいける!
後からよく見れば、画像のキャプションにデジカとありますが、本文にあるとわかりやすいと思いました。
ウェブマネーカードの残高照会ページも併記されたらスーパー便利だと思います^^
有用な記事に重ねてお礼申し上げます、ありがとうございました!
>えいりんさん
記事が役に立ったみたいで嬉しいです
やっぱりSteam大安定ですよね
このご時世に手数料とられないですし、ゲーマーならデジカ一択なんじゃないかと思いました
ご提案ありがとうございます
たしかにもっと分かりやすくしたいな…と思って、えいりんさんの提案をもとに付け足してみました
ちょっとURL変わってたみたいなので、それも修正してあります
こちらこそ記事を読み込んでもらって嬉しいです
ありがとうございました
古い記事にコメント失礼します。
どうも1円単位の決算は2023/01/31に終了してしまったようです。
慌てて探し回った人のために書き残しておきます。
>310円の余りに悩む者
お名前から辛さが伝わってきます
何とか最新の情報に書き換えておきました
ありがとうございます
Steamも終わり、募金も終了…となると、本格的に使い道がなくなってしまった感じがありますね