PS4ゲームのサポートは2025年で終了予定?
ソニーが「2022年度 事業説明会」を5月26日から2日間に渡って開催しました。
これはSIEが今後の事業を考えて、PS5は50%、PC向けが30%、モバイル向けが20%と内訳を算出した資料です。
今後は「PCやモバイルにも注力するで!」ということですね。
SIEがあまり進出してこなかった分野ですから、成長しかないと見込んで予測を立てているのでしょう。
今回のState of Playで発表されたPC版『Marvel’s Spider-Man Remastered』のように、PS独占ゲームを時間をおいて移植する計画が見えますね。
PS5事業に何か狂いが生じた場合、こちらで穴埋めできる可能性もあります。
SIEは2020年に独自IPをプレイステーション独占にするという方針を撤回しました。
現在はインソムニアックゲームズが「PCにはリリースしない」と過去に発言したことを蒸し返されてますが、これは開発メーカーだけの責任ではないでしょう。
コンソール以外の収益を積極的に狙っていきたい姿勢が見て取れます。
記事冒頭の資料に戻りますが、2025年の予測にPS4のグラフがなかった、ということから「PS4打ち切り!?」と噂になったわけです。
ポートフォリオはあくまで運用商品の組み合わせ表でしかありません。
SIEの資料は2023年と2024年が抜けていますし、さすがにPS5発売から5年が経過してる状態ではPS6の話も出てくるでしょう。
そんな状況下でPS4が現役とは思えないのですが…。
そろそろPS5/Xbox Series専用タイトルも増えていますし、2023年~2025年の間に様子をうかがいながらPS4タイトルを切るような気がします。
元々は2022年内にPS4サポートは終了するはずだった
こちらは2020年頃、SIE社長ジム・ライアン氏のインタビュー。
「PS4のサポートは2022年まで続けることが重要だ」との見方を示していました。
やはり2023年以降はPS4の動向は不透明かな、という気がします。
最近はPS5/Xbox Series専用タイトルも増加傾向にある
マップを一括に読み込むタイプのゲームは、ローディングタイムが異常に長くなる傾向にあります。
『FF7リメイク』はやたらと細い路地を強制的に歩かせて、読み込みを何とかごまかしていました。
一方、PS5専用タイトルである『Ghostwire: Tokyo』は広大な渋谷をシームレスで駆け巡ることができます。
バットマンファミリーがゴッサム・シティを走る『ゴッサム・ナイツ』は、予定していたPS4版のリリースをキャンセルしました。
アクションRPG『ファイナルファンタジーXVI』がPS5専用タイトルになることは既に発表済みです。
例えば「オープンワールドだけど、大きなキャラをハイスピードで動かしたい」というような技術力を要するゲームは、今後次世代機専用タイトルになる割合が高くなっていくでしょう。
あとがき
最近はコンソール機の寿命も長くなってきました。