先月のPS Now&PS Plus記事
PS Nowの2022年3月新規タイトルが配信開始
PS Nowとは?具体的なサービス内容を解説
Windows PCではクラウドでプレイ可、PS5とPS4はダウンロードプレイ
に対応。
ハードウェア的に互換のなかったPS3タイトルはストリーミングでカバー。
トロフィーにも対応。
これ以上無いサービスに生まれ変わったPS Now。
事実上の定額遊び放題、PlayStation版サブスクリプションサービスでもあります。
現在、7日間無料体験受付中。
よく無料体験なのに100円取るのかということが話題に上がりますが、これはCERO:Zタイトルが遊べるので年齢確認が必要なため。
クレジットカードが通るか確認された後、約1ヶ月後に100円が返金されます。
PS Plus更新分は事前に発表されますが、PS Now新規追加タイトルは配信当日にならないと発表されません。
※ 現在はamazonからPS Nowカードが姿を消しています。
※ 新サービスに統合されるとの噂あり。
PS Now 3月の概要
今月も前回に引き続き1日(火)の発表となりました。
毎月第1火曜に追加タイトルが発表されるのですが、やっぱり月が変わったと同時に配信される方がすっきりしますね。
今回は期間限定タイトルが1つ、常に遊べるタイトルが5つの計6作品。
先月に引き続いて豪勢なラインナップとなっています。
新作がいきなり遊べる、クライシスリマスターが日頃から遊べる側に追加される、などなど。
見所が盛りだくさんです。
閃の軌跡はこれでIからIVまでの4作品が揃うことになりました。
アニメ化記念で先月から引き続きフィーチャーされているということもあるのでしょう。
配信終了となった作品は
- 『鉄拳7』2月28日
- 『マフィア コンプリート・エディション』2月28日
の2本です。
検索しても引っかからないのでご注意を。
PS Now 3月追加分を確認
期間限定タイトル
『Shadow Warrior 3』~ 7月4日(月)
Shadow Warrior 3 データ | |
トロコン難易度 | 新作につき不明 |
プレイタイム | 新作につき不明 |
公式サイト | https://shadowwarrior.com/ |
公式ストア | Shadow Warrior 3 |
『Shadow Warrior 3』ゲーム概要
パルクールを駆使したハイスピードFPSです。
シリーズ5年ぶりとなる完全新作ですね。
ゲームバランスこそ全く違いますが、初見ではちょっとゴーストランナー【AA】を彷彿とさせる部分があるかもしれません。
本作は日本と中国を混ぜた”ネオ・フューダルジャパン”という世界観が特徴。
欧米から見て「日本も中国も違いがわかんね。いっそ混ぜて悪乗りしようぜ」的な物語が繰り広げられることとなります。
『ニンジャスレイヤー』のように勘違いジャパンはむしろ当事者(日本人)が楽しめるものが多かったりしますね。
一方、海外では3作目にして主人公ロー・ワンの声優が変わったことに違和感を覚える人が続出しました。
昨今のポリコレ問題から「主人公がアジア系だから、声優もアジア系に統一しよう」との事情が透けてみえるとの声が相次いだのです。
特に前作のジェイソン・リーブレヒト氏の演技が大変好評だったので、余計にバッシングが巻き起こることとなってしまいました。
やっぱり声優交代は日本でも欧米でも賛否両論の的となることが多いですね。
『Shadow Warrior 3』トロフィーの話
3月1日配信にも関わらず、トロフィーコンプ率は高め。
ゲーム難易度の指定はなし。
「強くてニューゲーム」があるので、2周目に無双しながらトロフィーを回収してもいいでしょう。
唯一「武器とキャラの全てのアップグレードを獲得する」が時間を取られます。
強化にかかるオーブを考えるとストーリー1周ではトロコンできないでしょう。
今後は常に遊べるタイトル
『英雄伝説 閃の軌跡III』
英雄伝説 閃の軌跡III データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 2.7 |
プレイタイム | 約60時間以上 |
公式サイト | https://www.falcom.co.jp/sen3/ |
公式ストア | 英雄伝説 閃の軌跡III スーパープライス |
『英雄伝説 閃の軌跡III』ゲーム概要
シリーズ初のPS4作品。
ファルコムが開発を手掛けたストーリーRPGです。
まず英雄伝説とはイセルハーサ編、ガガーブトリロジー、軌跡シリーズとそれぞれ物語が分かれています。
今回は英雄伝説VIから続く”軌跡シリーズ”の一作になりまして。
- 英雄伝説VI. 空の軌跡
空の軌跡FC
空の軌跡SC
空の軌跡 the 3rd - 英雄伝説VII.
零の軌跡
碧の軌跡 - 英雄伝説VIII.
閃の軌跡
閃の軌跡II
→ 閃の軌跡III
閃の軌跡IV
PS Nowには『閃の軌跡1』があるので、そちらからプレイしていくとよいと思われます。
アップデートにより「高速スキップモード」「レベルを引き継いでニューゲーム」が可能となりました。
特に高速モードはトロコンの時間短縮にとても助かる機能になってます。
『英雄伝説 閃の軌跡III』トロフィーの話
前作と似たようなトロフィーリストですね。
難易度ナイトメアを選べばストーリー1周で終わるようにはなりましたが、時限イベントがいくつかあります。
これでも前作よりは大分時限要素は減りましたが…。
がっつり攻略サイトを見ながら計画を立てて進めてください。
特定のイベントを見ると「人物ノート」を埋めることができるのですが、これが攻略情報なしではコンプ不可能に近いです。
戦闘的には難しくないので、どれだけ時限要素を取りこぼさずに動けたかの方が重要となります。
うまくいかないなら2周目にトロコンを持ち越すというのもありです。
『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 2.6 |
プレイタイム | 約80時間以上 |
公式サイト | https://www.falcom.co.jp/sen4/ |
公式ストア | 英雄伝説 閃の軌跡IV スーパープライス |
ゲーム概要
閃の軌跡シリーズ完結編。
英雄伝説VIIIの4作目であり、軌跡シリーズとしては9作目。
シリーズ経験者でも無い限り、こちらからプレイするのはやめておきましょう。
公式サイトに書いてあるプロローグもネタバレなので読まないでください。
トロフィーの話
シリーズ通して似たようなトロフィーリストというのは相変わらずです。
ただし、完結編ということもあってゲームボリュームは過去最大のもの。
長いけどトロコン難易度は低下したといったところでしょうか。
今回はノートを1周でコンプできないために2周必須となります。
1周目ノーマル、2周目ナイトメアでやるのがいいかもしれません。
『Crysis Remastered』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 2.6 |
プレイタイム | 約20mato時間以上 |
公式サイト | http://www.h2int.com/games/crysis/ |
公式ストア | Crysis Remastered |
『Crysis Remastered』ゲーム概要
2007年、PS3時代にリリースされた近未来FPS。
3作のゲームが収録された『Crysis Remastered Trilogy』より、初代クライシスがPS Nowにて配信されることになりました。
光学迷彩を搭載するスーツを使って、北朝鮮にとらわれたアメリカ軍研究者を救出するという作品です。
ファークライを開発したことでも知られるCrytek社が開発を担当しました。
ゲーム開発ツールCryENGINEの技術デモ的な作品でもあったために、当時のハイエンドPCでもまともに動かないということが話題となっています。
今回のリマスターも、グラフィックを8Kに差し替えてハイエンドPCをカクつかせるという芸当をおこないました。
一部のマニアックなユーザーは喜びながらクライシスの復活を祝っています。
今となって動きが遅いなど時代を感じますが、それでも佳作程度の楽しさは感じられる出来栄えになっているでしょう。
PS4版はしっかり最適化されているので、特に何も気にせずプレイしてください。
『Crysis Remastered』トロフィーの話
難易度指定のトロフィー以外はイージーで取得すればOK。
問題は難易度DELTAでのクリアですね。
ただ、敵とまともに戦う必要がないということがこのゲームの最大のポイント。
アーマーさえ使いこなせれば他のFPSと大して変わりはないかと思います。
一応、難易度を上げると銃の照準が消えてしまうので、その辺は慣れておいてください。
『レリクタ』
『レリクタ』データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 2.2 |
プレイタイム | 約30時間以上 |
公式サイト | – |
公式ストア | レリクタ |
『レリクタ』ゲーム概要
重力と磁力を操って先に進む一人称パズルゲーム。
主人公は月面基地チャンドラに取り残された物理学者。
重力と磁力を操作しながら、物理パズルを解いていきます。
マルチエンディングの要素もあり、娘の生命を救う展開や宇宙の秘密を暴く展開も隠されています。
ストーリー主導の主観パズルゲームという、意外とありそうでなかったジャンルですね。
『レリクタ』トロフィーの話
6時間でクリアというトロフィーがありますが、これは最後に回しましょう。
ランダム要素のあるパズルはないので、YouTubeで答えを見てしまえば苦労する場面はないはず。
エンディングを全て回収、データカードなど収集物を全て集める。
最後に6時間のタイムトライアルに挑めばOKですね。
収集物は1周で全て取り切らなけばならないので、攻略ガイドでも見ながらゆっくりやりましょう。
『Chicken Police Paint it RED!』(チキンポリス)
『チキンポリス』データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 1.2 |
プレイタイム | 約6時間以上 |
公式サイト | – |
公式ストア | Chicken Police – Paint it RED!(チキンポリス) |
『チキンポリス』ゲーム概要
頭は動物、体は人間という獣人たちが織り成す人間(?)ドラマ。
フィルムノワールやハードボイルドに影響を受けた動物バディもの、という濃い世界観が特徴のポイントクリック型ADVです。
ビジュアルが奇抜なので最初はネタゲーかと思ってしまいますが、プレイしていくうちにクセになっていくタイプのゲームですね。
動物というアイデンティティがあることで、より各キャラクターの個性が強調されるという手法を用いています。
俺がヒヨコの頃の話さ… → ニワトリだもんな。
トサカが決まってるだろ → ニワトリだもんな。
猫みたいに気まぐれな女性さ → 本当に猫だしな。
忠犬、番犬のような生き方をして恥ずかしくないのか? → いやお巡りさん犬だからね。
現場へひとっとび! → 聞かなくても分かる、同僚はうさぎだったんでしょ?
方向性は違いますが、ビースターズを渋くしたようなジョークが好きならばハマることうけあい。
昨今は黒人を面白キャラにしても苦情が決ますし、動物にステレオタイプを当てはめるという手法は悪くないんじゃないかと思いました。
『チキンポリス』トロフィーの話
ADVなので、答えを見ながらその通りに動かしていけばOK。
2年前に発売されたタイトルですから、もう既に攻略チャートも確立されています。
PS Plus フリープレイ 3月追加分(~4月4日(月)
今月は4作品がフリープレイに登場。
PS5タイトルが1つ、PS4作品が3つの構成となっています。
内訳はローグライクRPGが1本、レーシングゲームが1本、オンライン時代劇が1本、パルクール・アクションが1本の提供ですね。
2~3月は新作でいっぱいいっぱいなのに、更にフリープレイやPS Nowまで豪華にしてくれるというサービスっぷり。
貰っておけばいつでもできますから、ゆっくり消化していくことにしましょう。
必ず全てのタイトルを貰っておく
PS5を持っていない人でもフリープレイの購入履歴をつけることができる
ので、PS Plus加入者は必ず全て貰っておきましょう。
提供期間にバラつきがあることもあるので、早めに購入処理を済ませるのがよいかと思います。
PCブラウザから購入履歴をつける
PSストアにログインした後、上のURLから飛んでカートに入れるだけ。
PS Appから購入履歴をつける
アプリ立ち上げる → 画面下のアイコンからPS Storeを選ぶ → 画面上のカテゴリから「定期サービス」を選ぶ → フリープレイに飛ぶ
PS PLUS加入者特典:3月分
意外と忘れがちな加入者特典。
エイペックスレジェンズやロケットリーグなどのキャラクタースキンが貰えたりするので、月に1回は覗いておきましょう。
今月提供されたDLCは『Call of Duty: Warzone』の戦闘パックと『エーペックスレジェンズ』のPlayStationPlusプレイパック。
どちらも主にスキンがメイン。
PS5本体購入者にはPS4タイトルが19本もらえる
PS Plusコレクションと呼ばれるものです。
PS Plus加入期間はPS4タイトル19本が無料で遊べます。
意外とPS5買ったのに遊んでないという人が見受けられるので、とりあえずライブラリに加えておきましょう。
万が一サービスが終了しても、ダウンロード履歴を残しておけばずっと遊ぶことができます。
フリープレイ3月提供タイトル
【PS5】『Ghostrunner – ゴーストランナー』
トロコン難易度:5段階中 / 3.2トロコン時間:約12時間以上
ダウンロードにはクレジットカード1が必要なので注意。
サイバーパンクの世界観で繰り広げられる、主観視点のハイスピードアクションゲーム。
FPSとパルクールを掛け合わせた「ファーストパーソン・パルクール」を自称した作品です。
スピードにのって敵を倒したときは楽しいですが、そもそもゲーム慣れるまでがすごく大変という。
練習した分だけ上達が分かるようなゲームとなっています。
ひたすら挑戦する精神が持てるかどうか。
ある意味一番大変なのがスタート直後なのかもしれません。
トロフィーの話
まずはクリア 。
続いてステージセレクトから収集物を回収。
そして残りのトロフィーを獲得してトロコン。
トロフィーに複雑な部分はないというか、そもそもクリアすること自体が大変というゲームです。
ステージセレクトまでいけるなら、あとは何とかなるでしょう。
【PS5/PS4】『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』
トロコン難易度:★2.3トロコン時間:30時間以上
両バージョンとも購入履歴をつけておきましょう。
環境が整っているならDLCが全て収録されたPS5版++verがおすすめ。
トロコンできないというバグはアップデートによって修正されました。
プレイヤーはお世話ロボットとなり、人類最後の少女であるトリコを生存させることが目的のローグライクRPGです。
トロフィーの話
PS4とPS5、機種別にトロフィーが分かれています。
セーブデータの引継ぎはなし。
「とあるイベントをこなす」というトロフィーがあるのですが、それには「つきのいし」というレアアイテムが必要となります。
自爆ロボットI~IIIという敵が低確率で落とすアイテムなので、これが出るかどうかでトロコン時間も変わってくるでしょう。
シレン、トルネコ、チョコボ、ポケダン。
ローグライクゲームの経験がない人であれば苦戦間違いなしですが、見なくても操作方法が分かるレベルの人なら難しくはないはずです。
余談ですが、トロフィー名も世界観に合わせてプログラムコードかのような表記になっています。
今年の6月30日には続編が販売される予定。
【PS4】『チームソニックレーシング』
トロコン難易度:5段階中 / 3.2トロコン時間:25時間以上
ソニックレーシングシリーズの3作目。
レースゲームで有名なスモウ・デジタル社が開発を担当しました。
今回はチームプレイにシフトした作品となっており、多人数プレイが楽しいレースゲームに生まれ変わっています。
トロフィーの話
「ローカルプレイで完走する」はコントローラが3つ必要。
「全チャプターを難易度エキスパートでクリア」「オンラインで1位を取る」という2つの項目が鬼門となるでしょう。
単純に難易度によって車のスピードが変わるだけで、敵AIに変化はありません。
なんというか「3人1組となって総合点を競う」というシステムのために、プレイヤー1人が頑張ってもどうにもならないことがあります。
その辺も考慮してトロコンに挑んでください。
【PS5/PS4】『Ghost of Tsushima: Legends 冥人奇譚』
トロコン難易度:5段階中 / –トロコン時間:-
侍、弓取、牢人、刺客の中から好きな役目を選択。
2人協力プレイのストーリーミッションや、4人協力プレイのサバイバルミッションに挑むというオンラインゲームです。
ゴースト・オブ・ツシマの本編が貰えるわけではないので注意してください。
ダウンロードするにはクレジットカードが必要。
PS5版がカートに入らないという人は、先にPS4版から購入履歴を付けるとよいでしょう。
トロフィーの話
本編プラチナ + DLC1 ~ DLC4というトロフィーリストとなっており、今回取得できるのはDLC1の部分だけになっています。
フリプでオンラインの人口を増やしてくれるのはありがたいのですが、野良で集まってクリアするには不可能に近い。
上手い人を呼んでボイスチャットから指示をもらった方がいいでしょう。
経験者たちの苦労を見てやるかどうか決めてください。
あとがき
チキンポリス以外は歯ごたえのあるゲームが多いな、という印象ですね。